こだわってたー!
ものすごーく
こだわってた!
ぼくはこだわっています。
ウンコをする時は、左の尻から便座に触れるように座ります。
絵を描く時は、コーヒーを飲んでとってもリラックスした時に描くようにしています。
走る前には、ゴールの確認するようにしています。
タバコは右手の人差し指と中指で挟みます。
なんて恥ずかしいんだ。
よし、
次から右の尻から便座に触れさせてみよう。
絵を描く前には酒を飲んで、2時間ほどストリートファイターをやるようにしよう。
走る時は今どこなのかわかんない不安な状態で、ゴールを決めずにスタートをしてみよう。
タバコは左手の親指と小指でつまんで吸ってみよう。
…いや、タバコは右手の人差し指と中指に任せよう。
こだわってたなー。
誰かにバラすことなんて
恥ずかしいだけで済むけど、
固執して変化できなくなったら
見た目以上に頭ん中が老けちゃう。
それだけは避けないとダメさね。
ね。
あー
右の尻から便座に座るのって
こんな怖いんだね!
イメージしただけでドキドキする!
めっちゃやりたくねー!
酔ったまま絵描くのもなんかやだ!
今までやったことないし!
どんな絵描けるんだろ?
あれ?楽しみなのか?
まあちょっと面白そうしな。
でもやりたくねー!
変化ってこんな怖ろしいもんだったんだね!
初めての挑戦って怖いけど
ワクワクドキドキもあって
どんなくだらないことでも
自分にとって大切なことなら
真剣になんないと嘘だよね…
くっそー。
生きてる間にあと何回くらい
この感じ味わえるんかなー。
おっかねーけど楽しみだな。
ゴールが全く見えません。
みんなもう生まれてんだもんな。
今がどこかわからないまんま
みんな走ってるんだもんな。
今更すぎるか。
すげーなみんな、
こんな難しくて怖いこと
当たり前みたいにやってるよ。
すげーな。
それにしても右の尻から便座に座る恐怖には、打ち勝てる気がしない。
誰かに見守っててもらえたら…
いや、ひとりでやろう。
よし、やってみよう。
あーおっかねえ。