2012年冬の衆議院選挙

選挙の度に各候補者や政党がネットの声への関心を強めてる気がします。

ただ、最近思うのは「ネットの声」=「国民の声」ではないと思うのですが、

最近の政権放送を聞いてると、ネット使わない人の声が入ってない気がすます。

例えば原発。

世論やネットほど私の周りのネットを使わない人は嫌がっていません。

近所のおばちゃん、

タクシー運転手のおじさん、

行きつけの飲み屋のスタッフ、

職場でもあまりネットしない人とか。

極端な話、原発即時ゼロにって人はいないです。

でも、政権放送みてると「原発即時ゼロが国民全員の声」って言ってる。

Twitterとかで発信されている情報は確かに「原発即時ゼロ」が多いような気がします。

でも、国民の半数以上はいると思う「ネットからの発信の方法を知らない人、関心のない人」の意見が入っているとは思えないです。

しかも、ネットの場合はほとんどが匿名による発信なので、「信頼性」「責任感」のない発言も少なからずあると思います。

私は知りたい。

ネット以外の人の声がどのくらいあるのか?

本当の国民の声ってどっちなのか?

選挙って本来そんな意味だったはず。

いっそ、かつての石原都知事のように原発必要論を掲げた政党がある方が選挙としては面白いです。

国民の本当の思いが見れる気がするから。

そして、本当に「原発即時ゼロ」が国民の声なら従います。

例え経済成長が遅れようと、

電気料金が上がろうとも、

不便でであろうと、

電力不足によって助かる命が危機にさらされようとも(自分や家族であっても)、

火力発電の増発に頼らず、自然エネルギーの普及まで国民全員で痛みを伴う我慢をしたいと思います。

ちなみに、火力の増発は絶対反対です。

それは、環境問題の先送りだけでなく、確実に地球環境にダメージを与えてるから。

そして、原発即時ゼロでも経済は大丈夫っていう野党の声だけは信じません。

そんな事が本当に可能ならとっくにやってるハズだから。