こんばんは。

この本はSony Readerを買った時にサンプルで内蔵メモリに入っていた本で、第一部の「インターディペンデントの概要」のみ書かれていました。続きは本を書って呼んでくださいとの事ですが、概要だけでも十分に勉強になりました。

インターディペンデントとは、「共通の目的、価値観をもつ自立した大人が共通の目標を目指し共生する関係」との事。お互いに貢献しあいながら、目標を達成する生き方であると思いました。

私のようなフリーのエンジニアはなんでもかんでも自分一人でやってしまおうと考えがちなのでとても興味を持ちました。

今は自分自身の能力向上や資格の取得などがすごく大事にように言われていますが、反面自分磨きに夢中になりすぎて、まわりと協力して目標を一つにするスキルを疎かにしてる気がします。

この本に登場する有名プロデューサーは、自分の実力は2で、周りの人がもたらしてくれる運が98だと言っているそうです。周りの人が自分に運をもたらしてくれるって、なかなか言えないですよね。


確かに私の尊敬するエンジニア達も、特に目立った資格とかは持っていません。一緒に仕事をする有識者に対して必要とする情報を上手に提供し、有識者の力を借りて一人ではできない大きな仕事をしている人が圧倒的です。


個人事業主、そしてフリーのエンジニアである事から、どうしても目先の利益にかかわる事を優先に考えがちです。


でも、同じ目標を持った仲間に対して、そして社会に対して何か貢献できる事はないかを考える事の方が大事かなと思いました。


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