こんばんは


3月の東日本大震災はとても悲しい出来事でしたが、世界が注目した日本人の優しさと思いやりに、随分と救われました。


そして、今回読んだ『日本でいちばん大切にしたい会社』という本で紹介されている会社も、心にしみる、心に響く会社です。日本が世界に誇れるのは技術力ではなく、こういった優しさ、思いやりと、それを実行する勇気なんじゃないかって思います。技術力はマネえきても、こういった心は絶対マネできないです。


・仕事をしなければ人は幸せになれないと言い、積極的に知的障害者を雇用し続ける会社。
・人件費は経費ではなく生活費だと言い切り、社員を大事にして立地条件の悪い場所で利益を出し続ける会社。
・地域とのふれあいを大事にしながら市場が小さくなる産業で利益を出す会社
・顧客第一主義を徹底してガラガラの商店街で利益を出すお店
  ・・・ などなど、すばらしい会社が紹介されていました。


この本の筆者は、政府の支援や不景気、立地条件などを理由にする経営者をキッパリと否定しています。企業が大事にしないといけないのは、「社員」「下請」「顧客」「地域」、そして結果として「株主」を大事にできるとありました。詳細は書けませんが、なるほどって思いました。


この本は図書館で借りましたので返却しないといけませんが、必ず買おうと思います。