こんばんは。

こないだ図書館でかりた本の一冊で、2009年に書かれた本です。図書館の本の中では新しい方です。

仕事術の本っていうと、時間管理の方法とか、プレゼンや営業の心構えとか、クラウドアプリの活用法とかだったりしますが、この本はタイトル通りの「仕事術」の本ではなく、筆者のビジネスに対する考え方を「個人」「企業」そして時として「国」レベルで書き、その中での仕事の取り組み方をやはり「個人」「組織」単位に書かれた本だと思いました。

では、読んでみて共感できた事をいくつか書いてみます。

【共感できた事】
・よく「学生時代に戻ってまたやり直したい」という人がいいるが、私はいやだ。また同じ苦労をする自信がない。
→同感です。今まで私も同じように思っていました。今の自分を形成するまでに味わった苦労をもう一度したいとは思わないので、「あの頃に戻りたい」って思わないです。

・仕事は結果がでて初めて充実感を味わえるが、仕事そのものは「楽しくない」。スポーツ選手がトレーニング中に楽しいかっていえば、楽しいっていう人はいないはず。

・若い時から自分を見つめて行動を起こして仕事に取り組めば、年をとっても、仕事はやってくる。ここでいう「若さ」とは実年齢ではなく、「まだまだ成長したい」と思っていれば、40代でも、50代でも「若い」

・日本人が気づいていない「日本の優位性・世界に誇る日本の長所」(莫大な金融資産、世界と比較して高いレベルの教育を受けた人材、高いサービス意識、日本オリジナルのコンテンツetc)を生かして、「変わる」事ができれば、ビジネスチャンスはかならずある。

【まとめ】
震災前にかかれた本ですし、情勢は変わっていますが、書かれている考え方は今でも十分通用すると思いました。