とらりんが、いなくなって少し経ったある日、里親保護団体の知人(らんちゃんを連れてきてくれた人)から電話があり、
『ねえ、ひとり、死んだんだって?さびしいよねえ、手が会いたよねえ。』
『ええっ?手が空いた?まあ、うん、さびしいけどねえ。命には必ず終わりがあるからねえ。』
『私ね、駅前公園で段ボールに入った子猫4匹ひろったのよお。全部真っ白なのよ。かわいいのよ。小さいから育てなきゃいけないのよ。ちょっと見に来てよ。』
『じゃあ、見に行くね』
見に行くと、4匹のうち、1匹は貰い手が見つかったとかで、3匹の白猫がいます。貰い手の見つかった子は、青い目の子だったそうです。
まだ、貰うとも、貰わないとも言ってないのですが、まるでもう、既に貰うと決まっているみたいで、
『女の子が良い?男の子?女の子は金目銀目よ。』
『うちにはお宅から貰った金目銀目が、もういるわよ』
『あら、そうだったわね、ならもう1匹。決まりね』
そこに、キジトラを、保護している人、が現れ、
『この子、拾って、本当は育てたいんですけど、うちは猫が絶対禁止の分譲マンションなんです。どなたか育ててくれませんか』
このキジトラを見た、うちの旦那さんたら
『こんなに小さい子、俺が育てないと。よし、連れて帰ろう』
こうして、キジトラを貰うことになったのですが、里親保護団体の知人たら、1匹も2匹も同じよお、とキジトラに金目銀目をくっつけて私たちに、寄越した訳でした。

