ザルツブルクのアイゲンの礼拝@7月24日 | ♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

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ドイツ生活早数年。
楽しく奮闘しております。
メゾソプラノ歌手です。

ドイツ・旅行・音楽・オペラ・グルメ•ときどきビートルズ&サウンド・オブ・ミュージック便りをお届けいたします♪

あの夢のようなザルツブルクから、フランクフルトに戻ってきて今日でちょうど1週間。



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8月2日の今日は、雨模様。
もう既に肌寒いので、
薄手のコートを羽織っている人たちも見受けられます。
日もだんだんと短くなってきましたし。。。(といっても、20時過ぎまでは明るいけれど。)
早くも夏の終わりを感じます。


日本では今頃真夏真っ盛り!なんでしょうけどね。
こちらではそんな様子も微塵もないです。


さて!
1週間前まではヨーロッパも夏の雰囲気がありました。
日中外にいたせいで、すっかり日焼けして真っ黒焦げ。

でもヨーロッパにはどんなに日差しが強くても、日傘をさしてる人なんて一人もいないです。

日傘をさしてる若者なんて、世界中どこを探しても日本だけだと思う!!
真夏に真っ黒い長袖や帽子、日傘で完全防備して、
紫外線は怖い怖いと言われ続けてる日本。

なんだか集団マインドコントロールにかけられてるんじゃないかと、日本を出た今、思ってしまいます。



さて。
ザルツブルクは厳粛なカトリック教区なので(北のローマと呼ばれるほど!)
街中そこら中にカトリック教会があります。


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今回は何度か教会にも入り、
ミサにも偶然参加することができました。

色んなミサがありましたが、
印象的なものの1つがこちら。


7月24日(日)。
朝10時からの、ザルツブルク郊外のアイゲンの教会。
(トラップ家のホテルにチェックインするまでに時間があったのです。)


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地元の民族衣装のマダムがミサに向かっています。

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ここは観光客ゼロの完全に地元の人たちだけの、老若男女とも民族衣装で正装した、密やかで厳粛なミサが行われていたのですが、
(他に観光客は誰もいなかったのでアジア人をみてさぞびっくりしたでしょう。。。)
モーツァルトの両親が結婚式を挙げた場所であります。(地元のひとも知らなかったりしたけど。(笑))


なにより、サウンドオブミュージックのモデルになったトラップ一家の家のすぐそばにある教会で、

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こんな風にアニメ『トラップ一家物語』に出てきたのはまさにこの場所。



↑この動画の最初の1分30秒から、
『トラップ家にきて最初の日曜日。
お屋敷近くの教会に礼拝に行ってきました。』とあるように、まさにそのまま私も体験!!!



さらに実在のマリア先生の自伝にも宗教色のさらに濃い、オーストリアのクリスマスのミサや復活祭のミサのことが書かれており、
まさにここの教会でのやり方が書かれていました。


この場所に、実在のトラップ一家がいたんだなと思うと大変不思議な気持ち。


私はクリスチャンではありませんが、
どうかそこはふざけるな!と怒らずに温かい目で見守っていただきたいです。(笑)
様々な制約や私の気持ちに同意しきれないという部分で、クリスチャンになろうというところまでは至らないのが正直なきもちですが、
神様に感謝するような厳粛で敬虔な気持ちは私の深い意識の中にも根付いているから、
ミサという場はすごく心が洗われます。


このアイゲンの教会は賛美歌も今まで参加したどのミサよりも(フランクフルトでもプロテスタント教会で歌ったりしてますが。)明るさと愛に満ちていて素晴らしかった!!!

パイプオルガンの演奏もレベルが最高に高かったし、
明るさと祝福に満ち溢れた空間!!!でした。


フランキンセンス(乳香)の香りも芳しくて、脳幹にガツンとくる。
心が洗われるようでした。



こんなに憧れて憧れてやまなかった地元のミサに参加できたことがなによりも幸せ!!!



続きます!!