さて!お次は
兼ねてからずっと楽しみにしていた
ビートルズ・ストーリーへ。
日本語の音声ガイドも無料で借りられました。
かなり内容の充実した、素晴らしい博物館でした。
ビートルズがどのようにしてこの港町、リバプールから世界に羽ばたいていったのか、その軌跡を感じることができます。
私はもともと『ビートルズ・アンソロジー』など、番組や文献やネットなどから、
知っている情報や写真も数多くありましたが、
それでもかなり見応え十分で最高でした!!
2時間以上はここにいたかなぁー。
⬆︎私が中学生時代、初めて聴いて大好きになった曲。ビートルズで1番最初に好きになった曲です。当時の英語の先生の影響でした。
【以下、ネタバレ注意!!!】
ジョンレノンのハイスクール時代。
結成していたビートルズの前身バンド、クオリーメンにて。
ポールと出会ったのもこの頃。
ポールは当時、年上のジョンをみて、
髪型もカールしてちょっとワルぶっててとにかくかっこよかった!!!と思ったそう。
ジョージの幼少時代に手に入れたギター。
とにかくジョージといえば
While my guitar~♪と歌ってるだけあって、
ギターのイメージが強い。ジョン以上に。。。
(そして中期、後期はインドなどに傾倒していたイメージ。)
ビートルズメンバーの集合写真。
ジョン、ポール、ジョージの当時の写真はいかにもそこらへんにいる英国の少年。
この写真みたことある!!!
復元されていて、楽しい。
ハンブルク遠征時代のビートルズ。
ドイツ語が書いてある!!!!
この『抱きしめたい』もドイツ語バージョンがあります。
私も中学時代に担任の先生からこのドイツ語バージョンを教えていただいたことがあります!!
さきほどのマシューストリートの当時の再現。
有名なドラムセットのロゴ。
これ、かなり可愛いです。
キャバーンの壁も可愛い!!!
ビートルズがライブをしていた時代、
このキャバーンクラブの前は大行列だったらしいです。
そしてキャバーンクラブから出てきたお客さんは、
今、キャバーンから出てきたでしょ!?
と周りに言われるぐらい、キャバーンの独特の匂いがしたんですって。
消毒(毎晩?毎朝?清掃するときに撒くため)とアルコールとタバコと、ホットドッグ、香水の匂いが入り混じった匂い。
私もライブハウスでバイトしていたとき、感じた匂いと似てるのかなぁー。
でもビートルズのメンバーも、
キャバーンで演奏していた時代が1番楽しかったと語っていたそうです。
ロンドンのアビーロードスタジオの再現。
映像や写真でみたことあるだけですが、
かなりそっくりに再現されてます。
アビーロードの交差点。
アルバムのジャケ写の特大版ですね。
スタジオの中の再現。
彼らのスーツ姿は敏腕マネージャーブライアン・エプスタインの案。
それまでのキャバーンの彼らはジャケットを着て、リーゼントにして、舞台の上でタバコを吸ったりしていたのです。
かの有名なマッシュルームカットは作られたイメージだったのでした。(笑)
アメリカ征覇したときの様子。
マスコミのフラッシュの嵐や飛行機の中を再現。
ファンの絶叫の嵐やビートルマニアの映像も映し出されて面白い!!
グッズもたくさん!!!
ほしーい!!!
サージェントペパーズの有名なジャケ写。
拡大されてると迫力あるーーー!!
モノトーンとブラウンの世界から
一気にサイケなワールドへ。
LSDなどの影響を受けている時期ですね。
若者たちにも多大な影響を与えました。
そのカラフルなイメージの世界に
身を置いていると、
私たちもトリップしそうになります。(笑)
イエローサブマリンの世界へ!
そうして、解散前、最後のセッションとなった
ルーフトップコンサート。
⬆︎ルーフトップコンサートの様子。
ロンドンの旧アップル社のうえの屋上でゲリラ的に行ったコンサートでの雰囲気を再現。
私はこの時期のことを考えると
少し胸が締め付けられます。
オノヨーコの出現でジョンレノンはビートルズへの気持ちが離れていき、
またブライアン・エプスタインの死によりマネージメントがうまくいかなくなり、
お金の問題でメンバーが揉め、、、
まるで空中分解のような形でビートルズは消滅してしまうからです。
とはいえ、このルーフトップコンサートはとてもカッコいいです。
(このときのポールはストレスからか、太ってますが。。。解散後はあんなにかっこよくなってるのに。(笑))
⬆︎この曲も情けないほど!?かっこいいです。ジョンの情けないまでの感情のぶつかり合いと、それを支えるポールがかっこいい。解散してしまったなんて本当に惜しいです。
そうしてリバプールの少年たちの夢はここでちりぢりに散りゆき。。。
メンバーはそれぞれの道へ。
ポールマッカートニー。
解散後は妻のリンダとWingsを結成。
ビートルズの華やかで熱狂的な時代から一変。
なかなか陽の目をみることができない時期もありました。
それでも、地道にWingsを愛し、1から音楽活動を行いました。
そんな堅実なミュージシャンはなかなかいないです。
どうしてもソロといえばジョンレノンとオノヨーコのエキセントリックなアート活動や反戦運動、
そしてイマジンなどの曲が表に出まくっていて、
ポールマッカートニーのその後の活動は陰を潜めている印象。
だけどウィングスの曲も素晴らしいんですよ。
ポールマッカートニーのコンサートにいくと、今でもウィングスの曲も演奏してくれます。
爽快な疾走感のあるバンドサウンドがビートルズとはまた一味違ってかっこいいのです。
そしてポールはやはり天才的なメロディメーカーだと思わずにはいられません。
私も生きてる間にポールのコンサートに行けたことが本当に幸せです。
いつまでもお元気でいていただきたいものです。
リンゴスター。
リンゴスターも未だ元気に健在。
その温和で気まぐれで伸び伸びしたキャラクターが大好きです。
静かなるビートルの死を惜しむ人も少なくありません。
インドや瞑想などにも傾倒した方でした。
エリッククラプトンとも大親友でしたね。