あとひと月半で44歳になります。

往生際がわるく、まだ治療をやめる決断ができずにいます。

ひとまず、大谷レディスクリニックを中退して、人工授精にステップダウンすることを決断しました。

以前お世話になったクリニックに戻るか、それとも会社の近くにあるレディスクリニックに新規でかかるか、などいろいろと悩んだのですが、以前に産科および不育症外来でお世話になった総合病院に予約をしました。受診後、断られたらどうしよう。

 

8月下旬に大谷レディスクリニックにて、アンタゴニスト法により9個採卵、凍結精子による顕微授精にて8個受精、しかし胚盤胞には2個しか至らず、検査(着床前診断)していただいたものの2個とも染色体異常卵でした。

(前回の採卵では7個採卵、体外4個と顕微3個のスプリットで受精させましたが、結局体外の4個は全滅、顕微の3個のうち2個が胚盤胞になりましたが、2個とも染色体異常でした)

 

大谷レディスクリニックの初診では、ドクターから年齢の壁、特に高額のコストをかけて着床前診断を行うことで得られるベネフィットについて厳しいお話がありました。

例としてあげられたのが、40代の方で20個の胚盤胞を着床前診断に出して1個も正常卵がなかった、というお話。

 

自分はAMHが年齢の割には高くまだ採卵はできますが、加齢により卵子の質が低下していて正常卵が得られる可能性が低いこと。もしかしたらいままで移植してきた卵たちも全て染色体異常だったのか…などさまざまな考えが頭をよぎりましたが、その時点(今年5月)ではまだ治療を諦めることはできず、大谷レディスクリニックで治療を受け決断をしました。

 

実は私は前医で今年2月に行った移植で妊娠(着床)しています。しかし、卵黄嚢のみが大きくなり7週になっても胎芽が確認できず(卵黄嚢のみが大きくなっていく場合は予後不良例がほとんどのようです)、稽留流産との診断になりました。

 

4回目の流産でしたが過去3回は自宅で完全流産しました。「手術を行わず自然に胎児が出てくるのを待つほうが回復が早い(もしどうしても自宅での流産が精神的に怖いならば手術も可能なので自分で選ぶように言われました)」との前々医および産科のドクターの勧めで手術を受けなかったのですが、4回目の流産では手術を受けました。

その理由は、胎児染色体検査を受けたいと思ったからです。

 

しかし、複雑な結果となってしまいました。

この結果についてはまた別記事で書きたいと思います。

 

 

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