米国Googleは2月2日、同社のAndroid OSをタブレット・コンピュータ向けに最適化した「Android 3.0」(開発コード名:Honeycomb)の詳細を発表した。洗練されたインタフェースの提供やゲーム向けのグラフィックス機能強化、アプリ内課金/購入のサポートに重点が置かれている。

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 Googleは、米国Motorolaが近く発売するタブレット「Xoom」を使ってAndroid 3.0のデモを行った。デモでは、ビデオ・チャットや電子メールの相手を素早く指定できるコンタクト・ショートカットの作成機能や、ビデオ・チャット機能、新しいカメラ・インタフェース、リアルなビジュアルのゲーム、マルチタスク機能などが紹介された。

 Android 3.0の注目すべき改良点の1つとして、メッセージ通知システムのデザイン変更が挙げられる。画面最上部から引き出す従来のプルダウン・メニューではなく、画面最下部から引き出すプルアップ・リストを採用している。Microsoft Windowsと同様に、メッセージは横長の画面(Googleはデモ全体をこの向きの画面で行った)の最下部右端にポップアップ表示される仕組みだ。新システムのメリットは、各メッセージで多くの情報が入手できるほか、メッセージを素早く消せることだ。Googleは「これなら目障りにならない」と紹介した。

 また、GoogleはAndroid 3.0で、「RenderScript」という技術も導入している。この技術は、Honeycombのインタフェースや「Google Maps」のようなアプリで、スムーズなフリップ、パン、ズームを可能にする。この技術の狙いは開発者が、米国Appleの「Cover Flow」技術のようなルック&フィールの、スムーズなナビゲーション・インタフェースを作成できるようにすることにある。

Android 3.0のエクスペリエンスを支えるクラウド

 Googleの副社長、アンディ・ルービン(Andy Rubin)氏は、Honeycombの1つの重要な目標は、Androidデバイスとクラウド(インターネット)でのシームレスなエクスペリエンスを提供することだと語った。「クラウドがこうしたエクスペリエンスをシームレスなものにし、パフォーマンスを高める。将来的には、携帯電話、タブレット、Google TVの真にシームレスな統合が実現されることになる」(同氏)。

 Android 3.0では、優れたユーザー・エクスペリエンスの実現や、アジャイル開発を行う開発者への改良されたツールの提供も、目標に掲げられている。「われわれは、素晴らしいアプリが生み出されるようにこのプラットフォームを設計した」と、Googleの製品マーケティング・ディレクター、ヒューゴー・バーラ(Hugo Barra)氏は語った。

 Googleは今回の発表で、「開発者は、Android開発ツールキットに追加された新しいウィジェットやペインなどの要素を、独自の目的で再利用できる」と何度も強調した。これらの要素のモジュール性のおかげで、開発者は新しいコンテンツを、より低コストで迅速に作成できそうだ。
MINIが新たなギネス世界記録を打ち立てた。その小さな車体に、26名の大人が乗り込んだというのだ。

動画リンク:ぎゅうぎゅう詰めのMINI

このギネス記録は18日、米国コネチカット州に拠点を置く「ピロボラスダンスカンパニー」が挑戦したもの。同カンパニーは、肉体を巧みに使って影絵を作り出す「シャドーダンス」で、世界的に有名になったモダンダンス集団だ。

26名のダンサーは、入念なストレッチの後、次々とMINI(ハッチバック)に乗り込んでいく。柔軟な体が生み出した驚異のギネス記録達成の瞬間は、動画共有サイト経由で見ることができる。
Samsung Electronics は家電見本市『2011 International Consumer Electronics Show (CES)』において、人気タブレット製品『Galaxy Tab』の Wi-Fi 専用版を今四半期中に発売すると発表した。

また Samsung のモバイル部門担当 CSO (最高戦略責任者) Omar Khan 氏は、同社のコンテンツ提供チャンネル『Media Hub』に Paramount Pictures や MTV Networks などが提供している既存コンテンツのほか、新たに CBS のコンテンツも加わることを明らかにした。具体的な新コンテンツは、『CSI: Crime Scene Investigation』『Survivor』『NCIS』といった人気テレビ番組だ。

そして米国においては、スマートフォン『Galaxy S』やタブレット端末 Galaxy Tab からコンテンツを利用する際に、購入代金を T-Mobile の通話料金と合算して精算できるようになったという。

しかし Samsung 製品好きやモバイル好きにとって、もっと興味を覚える話は Wi-Fi 専用版 Galaxy Tab の発表だろう。

オリジナルの Galaxy Tab は2010年秋に登場し、販売数はすでに150万台を超えている。7インチ画面を備え、Google のモバイル OS『Android 2.2』搭載した Galaxy Tab は、非常に競争が厳しいタブレット市場における Samsung のフラッグシップ製品で、『Adobe Flash 10.1』をサポートするほか、ビデオチャットに使える1.3メガピクセルのカメラを本体正面に搭載し、16GB の内蔵ストレージを持つ。

Khan 氏は Galaxy Tab の Wi-Fi 専用版について、「当社はハイエンド製品を牽引するだけでなく、消費者に最適な選択肢を提供することでも先頭を走っている」と語った。また、コンパクトで使いやすい設計のおかげで、Galaxy Tab は移動中に映画やテレビ番組を見たり、本を読んだり、Eメールをチェックする上で理想的な製品になっていると付け加えた。