起床していつもと特別変わった様子はなかったと思う。
まぁ、朝食に時間がかかるのはいつものこと。
テレビ見たり食べたり…
私も出かける準備をしながらなので、せかせながらも放置。
今になって思うといつもに増して、食べなかったかも。
そして、さらにいつも以上に愚図る。
このなんか愚図るというのも川崎病独特のものらしいが。
あまりにもグズグズしているので、私が叱ると更にグズグズが激しさを増す。
泣きながら何とか自宅を出発し、私の仕事場である実家に到着する。
私が仕事をしている間は両親にみてもらっているので、しばらく目を放す。
昼食もいつもよりは少な目だったよう。
おばあちゃんが一生懸命遊んでくれるので、機嫌はそんなに悪くはない様子。
午後から私の頭痛外来の受診日だったため、昼食後昼寝をさせそのまま私は外出。
数時間して夕方4時ごろ実家に戻るとソファーで毛布を掛け娘が一人で横になっていた。
私が『どうしたぁ?』と聞くと
『ちょっと眠たいだけ~』とすぐ起きあがり抱っこと言ったので抱っこしてやった。
夕食の時間になり、いつも仕事の時は夕食も実家ですませるので、準備をして『食べるよ~』と呼んでもなかなか席に着こうとせず、床に座ったり抱っこしてくれと少し愚図る。
母が『ママが仕事でいなかったりするから、この子なりに我慢してるんだわ』と言い、そんなもんかなとしばらく好きにさせておく。
夕食もほとんど食べずだったが、デザートは食べると言い、イチゴを5粒ほど食べたが、珍しく酸っぱいと言う。
私も食べたがそんなに酸っぱいとは思わなかった。
その後、午後7時ごろに帰宅するも何か愚図る。
愚図るのを放置すると、泣き始め『頭が痛い』と頭を抱える。
髪の毛をゴムで結んでいたので、それが痛いのかと思い外しても、違うらしく押さえているのは後頭部あたり。
頭が痛いなんて産まれてから言ったことがないので、こっちも焦る。
触ってみると熱い⁇熱⁇
体温は38.1°C。この段階で鼻や咳などの風邪っぽい症状はなし。
本人は頭が痛いーと大泣き。
実家で私が居なかった時の様子を聞くため母に電話。
『そう言えば、昼寝から起きたとき後頭部辺りを触って痛い』と少し言っていたらしい。
頭に何か起きたか⁉︎と不安になる。
母には病院に行くと伝え、
まだ仕事中の夫にも電話で事態を話し一人で、隣の市にある市民病院の救急外来に連れて行く。
かなりの待ち時間を覚悟して行ったが、幸い他の患者さんはおらず、すぐに診てもらえた。
しかし、救急外来は基本研修医が担当でよっぽどではない限り、専門の医師には繋いでもらえない。
娘の場合ももちろんこの日は研修医。
問診や頭の痛いところなどを診て、最後に耳を触って娘が反応。
耳の中をみたら、少し赤いということ。
この日は中耳炎の診断が下った。
熱も中耳炎からくるものでしょうという事。
まだ熱や痛みはあるものの、原因がわかり少しホッとする。
明日、どこでもいいので耳鼻科にかかって下さいと言われたので、この日は処置や薬はなくそのまま帰宅する。
熱があるので、お風呂も入れずそのままベッドに入ったが、熱があってしんどいのか何度も目を覚ましては愚図る。
早く朝になって耳鼻科に連れてってあげたい。
朝には少しでも熱が下がってるといいなと祈りつつ、一晩を超える。