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川崎病闘病記録

娘3歳で発症した川崎病の闘病の記録です。

発症3日目


何とかまた一晩超えたが、熱は下がらす38.7℃

午前7時半カロナール飲む。37℃台まで解熱。


昼寝後、午後4時ごろ38.4℃

再度市民病院へ行く為、着替えるとお腹と背中に発疹でる。


3日目(4回目)の市民病院でやっと検査。


尿検査

血液検査


結果待ちに1時間半くらい待たされ、だんだん不安になってくる。

娘はもうぐったりで私の膝で寝ている。


やっと診察室に呼ばれていくと、初めの研修医ではなく小児科のN医師が座っていた。

以前2回ここの病院に入院しているので、その時の担当医だった。

検査結果待ちと言うよりは、この医師待ちだったんだなと、結果が良くないんだと感じた。


やはり血液検査の結果が悪すぎる。肝機能、炎症反応など。

1回目の採血の結果は紙でもらえず、電子カルテで見たのみ

高値再検の項目が3~4個はあったと思う。


全身状態、検査の結果から川崎病が濃厚と言われるも、川崎病なんて全然知らないし。

とりあえず『治るんですか?』と聞いていた。

医師からは、

血管の炎症の病気であること。

原因は不明だが治療法は確立されている。

心臓の合併症がおこる可能性があること。

とにかく入院して川崎病と確定したら、すぐ治療を始めるとのこと。

などを説明されたと思うけど、動揺のあまりほとんど覚えていない。


その後、すぐ娘は血液の再検のため処置室に連れていかれ、鳴き声だけが耳に届く。

私も泣けてきたが今は何もできない。かなり時間がかかっている。

やっと呼ばれて迎えに行くと医師2人、看護師3人に囲まれて汗だくになっていた。

熱が高く血管に針が入りにくかったとのこと。

両手すでにあざになってる。


病棟の準備にまた時間がかかり、1時間後くらいにやっと病室に入れる。

担当医がすぐ来て、やっぱり血液検査の結果が悪い、もう一回再検させてと今日3回目採血。

同時にルート確保。

採血後、心エコーもやりますと言われ、担当医と心エコーのある検査室へ。

もう午後9時はまわっていたのかな…病院内は妙にシーンとしていた。


心エコーでは今のところ異常は見られず、一安心。


血液の再検結果もまだ出ていなかったので、旦那に任せ私は入院準備をするため自宅に一旦帰宅。


とりあえずのモノだけ持ち、病院に戻ると検査結果が出ており、


溶連菌-

AST  553

ALT  574


いずれも高値。肝機能最悪。

PT(%)と言うのが57で低すぎ。下限は70らしい。

40をきると劇症肝炎の恐れがあり転院してもらわないといけないと説明を受ける。

ただ、そのわりには黄疸がないので、やはり川崎病からくる肝機能障害かもと。

ますます、川崎病濃厚に。あと疑うのはEBウイルスと言われるが、検査が外部委託の為平日でないとできないらしい。その日は土曜日だった。


この日は、ナトリウムの点滴に抗生剤を入れながら過ごしたが、体のかゆみがひどく何度も泣いて、そのその度に汗まみれ。

私も一睡もできなかった。