結論から言うと、カレの奥様にLINE全て見られました。

家庭不和で、遊びたいならどうぞと思っていたそう。

けれど、最近のカレの様子からもしや本気なのでは、とLINEを見たそうです。

私たちはお互いやりたい事があって、そんな話もよくしていました。

ラブラブなやり取りよりも、真面目な話の方が多かったです。

奥様は、お子さんのために離婚はしないとおっしゃっていて、とにかく別れてこいと。

カレは、この機会に離婚に向けた話し合いをしようとしたけれど、一切取り合ってもらえないと。



万が一があるから、LINEの履歴は消してと言っていたのに。

油断しないでって、何度も言ってたのに。

カレは、お互いにもう興味がないから、携帯見ることなんてないし大丈夫だよ、って。

女は興味なくても生活の為に動くことあるよって、しつこく言ってきたんだけどなぁ…。



先週のある日、真っ白な顔で出勤してきて、バレたなってすぐ分かりました。

まだ数日ですが、奥様から直接のコンタクトはないです。

本当に夫婦の間に愛的なものはないのか、それとも所詮は不倫で相手にする価値もないのか。

慰謝料の話も、何もありません。

とりあえず別れてこい、だけ。



子どものため。

って言われてしまうと、何も言えません。

そんな夫婦はどうなんだとか、そんなのは私の考え方で。

各ご家庭、事情もあるし考え方も違います。

私と別れたくないカレは、あれこれ考えすぎておかしくなってます。



と言うのも。

離婚はしないって言ってる。

と告げられた時に私が『じゃあ終わりだね』って即答したからだと思います。

カレは、水面下なりで続けていくつもりだったのでしょう。

『なんで?!』って焦りはじめて、そこからどんどん沈んでいきました。

真っ白な顔だったのは、一睡もさせてもらえないまま出勤したこと、一晩中責められ続けて疲れたこと、が原因だったんでしょう。

別れるつもりはなかった、ように見えました。



私だって、別れたくないです。

でも、奥様が離婚を望まないとおっしゃるのに、そしてそこを押し切って離婚に向けて話し合う決意がカレにないのに、続けていくことは無理です。

二人でやりたい事もあった。

一緒に生きていきたかった。

でも、それは所詮【夢】だったみたいです。

『お互い離婚したら、また会おうね』

私はそれだけ伝えました。

うちも離婚協議中だし、条件や金銭的なことも全てが片付くのにはまだ時間がかかります。

ここまで二年以上別居してきて、やっとこうなったんです。

カレの方も、もし離婚するんだとしても、そう簡単には進まないはず。

どうなるかは分からないけれど、離婚が成立して堂々と外を歩けるようになるまで、私たちはもう会うべきではないと思います。

仕事も、辞めるつもりです。



私もカレも、甘かった。

ちょっとパートしてる程度の女性が、簡単に離婚するなんてあり得ない。

分かっていたのに、ただ漠然と、未来は共にあると思っていた。

一切取り合ってもらえない、とカレは言ったけれど、そんなに強く離婚を求めなかったはずです。

愛する子どもたちを思うと、できなかったはず。

私は、そこも辛かった。



何があっても手を離さない。

その言葉の持つ意味が、私とカレで違った。

時に非情な決断も必要になる。

一つを選ばなければいけないこともある。

私はそう考えていました。

けれどカレは、隠れて続けていくという道も含めて考えていた。

どっちも、なんて都合の良い結論は、許されない状況なのに。



慰謝料の請求も、仕事に関しても、奥様から私へのアクションは何もありません。

そのお気持ちに、私は私なりの誠意で返さなければいけない。

そう思っています。



まだ信じられません。

毎日がカレと共にありました。

喜びも悲しみも、何もかもを共有してきました。

約一年。

こう書くと短いけれど、この一年はとても濃かった。

お互いに、知らないことはないです。

私の悩みは、不安は、全てカレが解消してくれました。

大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、人生が変わりました。

人を愛するということ。

愛されるということ。

そのパワーの大きさを、初めて知りました。

カレに褒められることで、自分のこと、少しずつ認められるようになっていました。

まだ、信じられません。

毎日のカレとのLINEがなくなっただけで、こんなに苦しいのに。

もうハグもキスも、何もない。

来月には辞職しようと思っているので、再来月には会えなくなります。



でも。これでいい。

数日かけて出した結論です。

今日から新しい一週間。

前を向きます。