積水ハウスのイズロイエはエアキスという仕様が標準で付いてくる。
(本日の画像は全て積水ハウスHPよりお借りしてます)
ざっくり言うと
「家の空気環境を良くしますよ」
という代物。
説明された時は
「空気良くなることに悪いことはないやろ!」
といった感じだったのでそんなに深く考えずうちは採用した。
でも注意なのが
【エアキス仕様を満たすためには色々と制約が発生する】
ということ。
①選べるクロス・建具が限られる
要はホルムアルデヒドなんかの化学物質の飛散量が少ないものだけで仕様を固めるということ。
なので選べるものが自然と少なくなる。
建具もそうだがクロスなんかもイメージしているものが選べない可能性が出てくる。
あと天井クロスの選択肢が極端に少なかった。
チャシロ家のクロス・建具決め担当は妻なのだが、選べる範囲で特に不満はなかったみたいなのでうちは特に問題なかった。
②壁の一定の面積に調湿・吸着機能を持つ素材(エコカラットや塗り壁等)を採用しなければいけない
上の画像の「吸着させる」という部分。
最低必要量は家の大きさに比例してたかと思う。
それぞれ素敵な壁材だと思うけど、自分のイメージする内装と合わなければ設置場所に困る可能性がある。
こちらも妻担当だったが、チャシロ的にエコカラットはどこかに付けたいと薄々思ってたのもあり、ノリノリで決めて終わった。
③換気システムは3種類から選ぶ
給気排気共に機械式の第1種換気(全館空調 or 熱交換のみ)と排気のみ機械式の第3種換気から選べる。
ここに対する提案が特になかったので、うちは何も選ぶことなく標準のエアキススタンダード[第3種換気]だった。
でも選べるとしても、高気密高断熱を謳っているわけでもないイズロイエで全館空調やらが十分な機能を発揮してくれるかは疑問が残るが…
④第3種換気でも人が常駐する部屋(LDKとか寝室)には給気のファンが付く
もちろん第1種換気なら給気ユニットが付いてきて当然なのだが、第3種換気でも給気ファンが強制的に付いてくる。
これにより室内の換気効率を常に高めることが目的。
また給気口にはフィルターがかましてあってゴミなんかも除去してくれるそう。
ちなみに換気のグレードを上げるとサイクロンも付いてきて更に空気清浄ができるとのこと。
正直これに気付いたのが施主検査の時で、
(うち第3種換気なのになんで給気ファン付いてんの?)
とか思ってしまったが「ちゃんとカタログ読んどけや」という話ですね。
そしてその時同時に思ったのが
(結構うるさいな、これ...)
ということ。
オブラートに包みながら現場監督に質問すると
「給気ファンは弱設定、もしくはOFFにすることもできます」
「でも切っちゃうとエアキスとは言えない感じになるんですけどね」
「ただうるさかったり寒かったりする時は消しちゃって下さい、エアキスじゃなくなりますけど、ははは」
「もっと言うと給気ファンのシャッターを閉じればファンからの吸気機能はなくせます、更にエアキスじゃなく(ry」
などという有難いお言葉を頂きました。
化学物質を減らす考え自体は良いと思うし、今後国の規制もそういう方向に進んでいくんだとも思う。
なのでエアキス仕様を選択したこと自体は良かったとは思ってるけど、換気システム(特に標準仕様)に関してはなんだか中途半端な印象を受けてしまってる。
この辺はうちの後悔ポイントになるか?住みながら検証してこうかと思う。