看護学校卒業後、救急医療に憧れ急性期の総合病院に就職。第一希望のICUに配属になりました。
看護学校ではそこそこ良い成績で卒業時には実習成績1位で看護奨励賞という賞もいただき、看護師として頑張ろうとしていたところでたったの3か月で退職することになるとは誰もが思いませんでした(-_-;)
入職当初は覚えることが山ほど、日々業務に追われ「看護」というよりも「作業」になりがちで、学生のとき描いていた看護師像とはかけ離れていくばかりで苦しかったです。これが私のなりたかった看護師だったのか…と勤務中に何度思ったことか。
看護学生のころ正直こんな看護師だけにはなりたくないという看護師に何人か出会ったことがあります。しかし、そのような看護師にどんどん近づいている気がして自分が嫌いになりそうでした。
もっと丁寧に患者さんを看たいのに、、、きっと多くの看護師がそう思い葛藤しながら看護にあたっているのは理解していますが私は心が持たなくなってきてしまいました。
学生のころの知識だけでは、全然役に立たず毎日帰ってその日経験させてもらった処置の振り返り、受け持った患者さんの病態の勉強に追われ睡眠時間をとるのも難しかったです。寝る前には明日先輩に色々突っ込まれるかもしれないと考えこんでしまい寝付けない日々が続きました。眠れないことによりミスも出てきました。ストレスからか体調を崩し休んでしまうことも度々、、
「もう無理だ。」と何度も思いました。
生きるのをあきらめそうになった。
たかが。と思うかもしれませんがこれが私の人生初の挫折だったので、、
一旦休もう。
何週間かの休みをもらい退職しました。