あっち側から見る光景は初めてだった
こっち側の世界から とうとうあっち側の世界に来てしまった
予想に反して あっち側の世界からこっち側を眺めると どうしようもなく胸にぎゅっとくるものがあった
スガシカオの歌が好きというと なんだか通みたいな気がする
いつものぼくのイメージですけどね
正直まあ ぼくとしてはスガシカオの顔なんつーと ガクトが浮かんでくるし
歌を歌ってくれっていわれると 1曲も分からない
ただ ここのアンダンテという宿では
管理人のこんどうさんが毎日のようにBGM代わりに自分の趣味で
スガシカオを流してたんです
お陰さまか知らないけど
いつもの音楽だなー って なんとなくのメロディとなんとなくの歌詞を口ずさめるようになった
こんどうさんからは「知らないでしょ?!わたるさん!なにそのてきとう!」
って笑われながら言われちゃうんだけど
ちょっとは覚えちゃったんですよ
これはほんと
ほんの少し好きにもなったんですよ
これもほんと
それだけまあぼくはこの宿から離れずに 50日も過ごしたんです
最後の日は なんだかとてもばたばたしてて
ありゃ もう来ちゃったかーっていう感じ
よしさんから大量すぎるお菓子をもらって
Mさんからはコーラを
こんどうさんからは あんまり使わないかなぁ?と思いつつ
どこぞからぱくってきたジャム類に正露丸にツボ押し
…?ツボ押し?
ハルミさんは チョコ
バレンタインだからね
いよいよ お別れだ
ばかでっかいバックパックを背負い
それに入りきらない荷物を様々な袋に詰め込み 抱えた
こんどうさんがカメラを持ってきた
こんどうさんは動画職人
でも、人が出ていくときにカメラ持ってきたの 初めてみた気がした
詳しくは知らないけど
あ なにか 面白いことの一つでも
ユニークなことの一つでも やんなくちゃなーとか思ってた
みんなから離れ 手を振る
少し先で右に曲がる
たいていの旅人はここでもう一度振り返り
最後にみんなにもう一度手を振る それでほんとのさよなら
もう 一切の旅人の姿は見えなくなってしまう
そこがつながっていれる最後の境界線
もう一度
前に振り返れば つながっていた最後のものはひきちぎられる
こっち側がいつもぼくがみんなを見送ってきた方
あっち側が去っていく旅人たち
ぼくはこっち側とあっち側の最後の境界線でなにもできず
頭を下げただけだった
なにか言ったのかもしれないけど ほとんど覚えてない なぜだろ
顔を上げ 一瞥もせず 前方を振り向いた
振り向くまでのほんの瞬間
ぼくの顔は なんだかとても苦いものを口いっぱいに噛み砕いてしまったような表情だった
これはすごい覚えてる なぜだろ
すべてが後ろへ
思い出も みんなの顔も 後ろへ
それらが後ろに行ったのか ぼくが前に進んだのか よく分からない
今
この記事は 一週間ほど経って書いていっている
少しずつ ぼくの中からはスガシカオの歌を忘れていってる
ふわふわーとどこかへ行ってしまった
確かにあのころには思い出してたフレーズも
なんだか あやふや
メロディーなんかも うーん、こんなんだっけ?っていう程度
少しずつ こうやってぼくはあのスガシカオの歌を忘れていくように
少しずつ なんにもなかったけど
楽しかったあの日のことを忘れていってしまうんかな
それでも
いつかどこかで スガシカオの歌が流れてきたら
ぼくはあの日々のことを思い出していくに違いはないのに
いつまでも色褪せずに 心のどこかにあればいいのに
それが思い出すことができれば
ぼくは少しだけ
あっち側とこっち側の境界線にまだ立っていられる気がするのに
今日の一言:ぼくらは前へ、いいことなのか知らないけど まだ見ぬ世界を求めて
宿泊:MTTROバス内
出費:11250F(ブダペスト~ソフィア バス)、250F(スナック)
食事 昼:にゅうめん 夜:スナック
特にこんどうさん、Mさん、よしさんは 香川に来たときに連絡くれなかったら 怒ります
要連絡ノー社交辞令

にほんブログ村
ブログ書いてなくても 押してくれて、ありがとうございます
こっち側の世界から とうとうあっち側の世界に来てしまった
予想に反して あっち側の世界からこっち側を眺めると どうしようもなく胸にぎゅっとくるものがあった
スガシカオの歌が好きというと なんだか通みたいな気がする
いつものぼくのイメージですけどね
正直まあ ぼくとしてはスガシカオの顔なんつーと ガクトが浮かんでくるし
歌を歌ってくれっていわれると 1曲も分からない
ただ ここのアンダンテという宿では
管理人のこんどうさんが毎日のようにBGM代わりに自分の趣味で
スガシカオを流してたんです
お陰さまか知らないけど
いつもの音楽だなー って なんとなくのメロディとなんとなくの歌詞を口ずさめるようになった
こんどうさんからは「知らないでしょ?!わたるさん!なにそのてきとう!」
って笑われながら言われちゃうんだけど
ちょっとは覚えちゃったんですよ
これはほんと
ほんの少し好きにもなったんですよ
これもほんと
それだけまあぼくはこの宿から離れずに 50日も過ごしたんです
最後の日は なんだかとてもばたばたしてて
ありゃ もう来ちゃったかーっていう感じ
よしさんから大量すぎるお菓子をもらって
Mさんからはコーラを
こんどうさんからは あんまり使わないかなぁ?と思いつつ
どこぞからぱくってきたジャム類に正露丸にツボ押し
…?ツボ押し?
ハルミさんは チョコ
バレンタインだからね
いよいよ お別れだ
ばかでっかいバックパックを背負い
それに入りきらない荷物を様々な袋に詰め込み 抱えた
こんどうさんがカメラを持ってきた
こんどうさんは動画職人
でも、人が出ていくときにカメラ持ってきたの 初めてみた気がした
詳しくは知らないけど
あ なにか 面白いことの一つでも
ユニークなことの一つでも やんなくちゃなーとか思ってた
みんなから離れ 手を振る
少し先で右に曲がる
たいていの旅人はここでもう一度振り返り
最後にみんなにもう一度手を振る それでほんとのさよなら
もう 一切の旅人の姿は見えなくなってしまう
そこがつながっていれる最後の境界線
もう一度
前に振り返れば つながっていた最後のものはひきちぎられる
こっち側がいつもぼくがみんなを見送ってきた方
あっち側が去っていく旅人たち
ぼくはこっち側とあっち側の最後の境界線でなにもできず
頭を下げただけだった
なにか言ったのかもしれないけど ほとんど覚えてない なぜだろ
顔を上げ 一瞥もせず 前方を振り向いた
振り向くまでのほんの瞬間
ぼくの顔は なんだかとても苦いものを口いっぱいに噛み砕いてしまったような表情だった
これはすごい覚えてる なぜだろ
すべてが後ろへ
思い出も みんなの顔も 後ろへ
それらが後ろに行ったのか ぼくが前に進んだのか よく分からない
今
この記事は 一週間ほど経って書いていっている
少しずつ ぼくの中からはスガシカオの歌を忘れていってる
ふわふわーとどこかへ行ってしまった
確かにあのころには思い出してたフレーズも
なんだか あやふや
メロディーなんかも うーん、こんなんだっけ?っていう程度
少しずつ こうやってぼくはあのスガシカオの歌を忘れていくように
少しずつ なんにもなかったけど
楽しかったあの日のことを忘れていってしまうんかな
それでも
いつかどこかで スガシカオの歌が流れてきたら
ぼくはあの日々のことを思い出していくに違いはないのに
いつまでも色褪せずに 心のどこかにあればいいのに
それが思い出すことができれば
ぼくは少しだけ
あっち側とこっち側の境界線にまだ立っていられる気がするのに
今日の一言:ぼくらは前へ、いいことなのか知らないけど まだ見ぬ世界を求めて
宿泊:MTTROバス内
出費:11250F(ブダペスト~ソフィア バス)、250F(スナック)
食事 昼:にゅうめん 夜:スナック
特にこんどうさん、Mさん、よしさんは 香川に来たときに連絡くれなかったら 怒ります
要連絡ノー社交辞令
にほんブログ村
ブログ書いてなくても 押してくれて、ありがとうございます














