名古屋グランパスが対戦した天津泰達
そして、FC東京が対戦した北京国安は、いずれもラフプレーが
酷いチーム
で、さほど脅威を感じるチームでは無かった。
しかし、昨日のAFCチャンピオンズリーグ柏レイソルvs広州恒大の試合は
まさに、前年の各国チャンピオンが集まった死のグループだけに
レベルの高い試合だった。
ホームの柏レイソルが、移動もなく有利だろうという予想を覆し
広州恒大が押し気味に展開し、中国クラブらしからぬラフプレーも少ない。
試合結果は0-0だったが、個人的には広州恒大が6:4でゲームを
支配してた感がある。(ある意味、柏レイソルはよく引き分けたなぁ~)![]()
柏レイソルの次節はアウェーで広州での試合で、相当な準備をしないと
厳しい結果になるだろう。
まず驚いたのが、アウェーなのに広州恒大のサポーターが
大挙して、日立柏サッカー場に現れた事である。![]()
経済発展著しい中国人の所得が増えたとはいえ、物価高の日本に現れるのは
不思議に思い調べたら、一部は中国から応援に来ているが、それ以外は
広州恒大が、金を払って
現地(日本)で調達した応援団と言う事。
(日本に住む留学生など1600人を動員)
そう、この広州恒大は、とてつもない
金満クラブ
なのだ。
広州恒大は、中国では人気No1クラブで、観客動員も1試合平均4万5000人
中国代表8人を擁し、更に補強している外国人選手も凄まじい金で
契約しており、ブラジル1部で2年連続MVPのMFコンカは
年俸11億4000万円(移籍当時)で中国史上最高額で獲得。
今後は、更に香川が在籍するドルトムントのFWルーカス・バリオスを獲得に
4年契約で1200万ユーロ(約13億)の移籍金を用意しているらしい。![]()
勿論、サッカーは、選手一人で頑張れば勝てるものでもない。
しかし、中国代表8人が優秀なテクニックを持つ外国人選手に学び
相乗効果で、中国サッカーのレベルは飛躍的に上昇するだろう。![]()
岡田武史元日本代表監督が中国スーパーリーグの杭州緑城の監督になり
中国のサッカー関係者の意気込みの凄さを感じる。![]()
今では、日本は当たり前のようにワールドカップに行く事のように
マスコミも報道
してるが、そう遠くない将来に
中国に、その行く手を阻まれる事になる可能性が高く、脅威を感じる。![]()
Jリーグの理念でもある地域と共にスポーツ振興は素晴らしいが
日本を代表するサッカーチームが、中国・韓国に手も足も出ないレベルに
なってから、サッカー人気を維持し続ける事は難しいだろう。![]()
だからこそ、グランパスは、日本のビッククラブにならないとダメだし
その可能性も十分ある。
サッカー専用施設を名古屋市内に作り、民放各局が自由に報道できる体制にして
グランパスの観客動員数を増やす努力が必要だろう。