・・つれづれに・・ -77ページ目

夢見【庭に楽園】

 
 
『その者 蒼き衣を纏い
 金色の野に
 降り立つべし』
 
 
自分ちの庭に
 遊園地
 を 
その年で
 その歳で
 
その都市で
 
 
にこやかに
 象に乗り
 像になり
 
蔵に棲み
 
 
 
荒廃した
 周りの町並みを
 気にもしないで 
その金持ちは
 悦に入り
 
色眼鏡をかけて
 女をはべらかし
 町長への干渉も
 いとわずしての
 
傍若無人ぶり
 
 
 
町の税収は
 ほぼここから 
公共事業の請負も
 ほぼここへ
 
悪い人には
 見えなくて 
悪いようには
 してなくて
 
 
悪いとりまきには
 囲まれてて
 
 
 
 
奴の次なる目標は
 軌道エレベーター
 と
 自動運転社会
 と
 記憶の外部化
 と
 
 
 
 
 
奴の名は
 エドワード・マンセル・ランディウス
 
ドイツ人だ
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 

眼鏡を外して

 
ぼやけた
 世界が
 
そこに
 
 
世界は
 何も変わってないのに 
いや
 変化し続けているのが 
 世界なりしか
 
 
そんな
 眼鏡ひとつに
 煩わされて 
 
帰宅する
 一番の楽しみは
 
眼鏡を外せること
 なりか
 
 
そんで
 風呂場で
 歯磨きを
 
念入りに
 気兼ねなく
 半開きの口から
 だばどぼこぼして
♪カシュコシュ
 と
 
残り湯を
 洗濯に使うでなく
 栓を抜いた先から
 風呂窯掃除
 マジックリンを
 吹き付けて
 
それが
 我が家のスタイル
 
一日おきかに
 おいらが
 風呂掃除した
 次の日には
 湯をはって
 
おいらは
 もっぱら
 シャワー主体に
 
もしくは
 湯をはりながらの
 歯磨きを
 
 
熱めの浅め
 短め
 で
 
 
シャンプーのみ
 リンスもせず
 頭の泡を
 全身に
 
 
 
 
風呂場での
 思いつきが
 多々あれど
 濡れても書ける
 フィールド手帳なんぞ 
 しつらえて
 
したっけ
 風呂上がりには
 のんびりしちまって
 書き上げられもせず
 
 
下書きばかりが
 
 
 
 
家路への
 運転中には
 あれこれと
 
さっぱりしちまえば
 なんやかや
 
 
 
 
 
眼鏡を外して
 鼻の上を
♪コリコリ
 と 
眼鏡の鼻受けが
 あたる
 ちょうどそのあたり
 を 
左手の
 人差し指と親指と
 で
 つまんでもんで
 
 
 
 
眼鏡をかけずとも
 携帯端末からの
 メール打ちでなら
 
むしろ
 眼鏡を外して
 のが
 
 
 
いつしか
 日も
 とっぷりと
 
 
トワイライトな
 時間帯
 
 
 
やさしい時間が
 過ぎていく
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 
BGMは
 コンポに常備させたる 
♪FOLLOW ME
 歌:伊藤君子
映画『イノセンス』主題歌
 非売品 
劇場前売りチケットおまけの
 シングルCD
 を
 

夢見【リフトアップ】

 
ジャッキアップを
 
 
身体を
 荷物を
 持ち上げるに
 
 
 
いつものポイントに
 かからなくて
 特殊な道具が
 準備されてて
 渋々使ってみるのだけれど
 意外に
 うまくいくのね

 
 
 

バーを押し上げるにつれ
 角度がついていき
 がっちりと
 はまっていく

 
 
クサビ方式?!
 
 
 
持ち上げた車は
 白のセダン
 クラウンか
 セルシオか
 
 
お客様も
 間近に控え
 持ち上がっていく様を 眺めている
 
 
お客様が
 保険の相談もしたい
 とのこと
 事務所に案内して
 の
 交渉の場に
 
 
 
明日は
 新型電気自動車の
 発表会に
 プレゼンの場を
 任されてて 
それが
 気がかりで
 気がかりで
 
 
 
 
朝を
 待たずして
 会場となる
 国立演芸場に
 車をとばし
 荷物運び入れ
 
 
 
 
自動車事故再現用の
 ダミー人形と 
ともに
 
 
 
 
 
 
まぶしい
 朝日が
 やがて
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 

【夢見】<photo id="19839191">