日経バイオテクという雑誌に全身性エリテマトーデス(SLE)のパイプライン研究の記事が出ていました。

 

SLEは2020年で、6万4468人の患者数がいるそうです。(特定疾患受給者証認定数)


SNSで見かける患者の方は割と若い方(20代)が多いかなという印象があったので意外ですが、受給者証を所持する患者の年齢のピークは40~49歳でした。




けれど、60代くらいになると急激に減少しています。

現代の医療を受けながら60代で寿命を迎えているということは少ないと思うので、SLEは60代頃には落ち着いてくる疾患なのかなと思いました。

 

60代~といえば、まさに第二の人生。

私もこれくらいの歳に落ちついていれば、第二の人生を楽しむことができるだろうか…とぼんやり。

 

臓器障害や薬の副作用による合併症をいかに抑えながら歳をとるか、がポイントになっているような気がします。

 


近年は、SLEの治療薬も抗体関連を中心に沢山、後継品が開発されているようです。


ブロックバスターとして使用されている「ベンリスタ」はかなりよく聞ききますが、「サフネロー」という治療薬も期待値が高いようで、今後、浸透していきそうです。



希少疾患の難病の中では、SLEはまだ患者数が多く、他の希少疾患に比べて、研究や、治療薬の開発がされているようなので患者側としては有難いなと思いました。