ずいぶん前に、短い期間だけどロンドン暮らしをしていた。
洋楽かぶれだった高校生の頃「いつかロンドンで生活して道端でばったりデヴィッドボウイに会うんだ~」などと妄想していた。それは社会人になっても変わらず「こんな暮らしもう嫌!」とあっさり会社を辞め英会話教室に通いお金を貯め(最初に就職した会社は残業が多すぎてお稽古ごとなどできる環境になかった)ついにイギリス暮らしが現実の物に!
あれ?
イギリス?
そう。私はいきなりロンドンに行くのをためらってしまうほど小心者だったので、まず南西部の田舎町で肩慣らしすることにしたのだ。とはいえロンドンまで電車で二時間半ほど。日帰りできない距離ではない。学校さがしは海外の資料をたくさん置いてある事務所で英語の資料を見て必死に選んで英語の手紙の書き方を地球の歩き方を見て書いてエアメールを送った。一週間ほどで返事。ホームステイ先もアレンジしてくれるとのことでまた返事を書きお願いする。決まったと返事。こんなにすぐ返事が来るなんてイギリス人って意外ときっちりしてるんだなと思った(この時は)でもあとでよく考えてみたら手紙を出したのは二月半ば、四月下旬に渡航するつもりだったので先方も急いでくれたのだろう。
そんなこんなでロ ンドン暮らしするのはもう少し先の話。
