お待たせしました!
前回、
「もしかしたら『アルゴ』先になるかもね~
ま、許してくれい!!
」
・・・などという、読者の皆さまにおもいっきりケンカを売るようなことを書いてしまい、
「・・・下手をすれば、炎上?!


」するかもしれない・・・というところまでいってしまいましたが、
何とかそうならずに済みました。

読者の皆さま、本当にありがとうございます。

公開初日に鑑賞できた、己の幸運にも感謝です。

さて、今回からは、ゲストをお呼びして、その方達にも映画を紹介していただく・・・ということになっていました。
では、彼らをお呼びしましょう。どうぞ!
なんと!「野蛮なやつら/SAVAGES」の主人公、ベン、チョン、オフィーリアさんの三人です!
charlie21c「ベン、チョン、オフィーリア、はじめまして。司会のcharlie21cです。まずは読者の皆さんに挨拶と自己紹介をお願いします」
ベン「どうも、はじめまして。
『野蛮なやつら/SAVAGES』の主人公、ベンだ。
原作も映画も観ていない人のために説明しておくと、僕はバークレーを出て、親友でイラク、アフガン帰還兵のチョンと大麻栽培ビジネスをやってる。
僕は主に大麻の栽培と、『製品』出荷までの手続きを手掛けてる。で、チョンには元兵士ということで、主に用心棒を頼んでるのさ」
チョン「どうも、俺はチョンだ。
元アメリカ海軍特殊部隊員で、たまたまイラクやらアフガンやらで大麻の種子を持ち帰ったら、ダチのベンに誘われ、今はこうして大麻栽培ビジネスに携わってる。
元特殊部隊員の経歴持ちってことで、まあ主に厄介事の後始末をやってるんだ。麻薬ビジネスを手掛けるとなると、この映画でもそうだが――とにかく色々ごろつき共が絡んできたりするからな」
オフィーリア「ハーイ、私はオフィーリア。
一応、お金持ちなママの一人娘――ってことになってるけど、生憎ママは放任主義で、いつも彼氏とどこかに出かけてるの。私はとっても退屈。
そんな時、私はベンとチョンに出会った。ベンはまるであったかい木みたいで、チョンは鉄のようにクールで――まあ、すっごく魅力的なの。
それで、美しいカリフォルニアのラグーナ・ビーチで、三人でとっても幸せな生活を営んでいたけど、メキシコの麻薬カルテルに狙われて、私は誘拐されて――そんなところからこの映画が進んでいくの」
charlie21c「三人とも、ありがとうございました。
一応、彼らの自己紹介の中で、本作のあらすじについて少し触れられていますが、これでは足りませんね。
それでは、このワタクシがあらすじを紹介いたします」
〈あらすじ〉
カリフォルニア州、ラグーナ・ビーチ。
この美しきビーチリゾートで、麻薬ビジネスで成功を収めた、二人の若者がいた――
彼らは、ベン(アーロン・ジョンソン)とチョン(テイラー・キッチュ)。
バークレーを出て、企業家としての素質を備えたベンは、アフガン帰還兵のチョンを誘い、カリフォルニアで大麻生産事業を興したのだ。
元手は、チョンがアフガンから持ち帰った大麻の種子。
医療用などでの大麻使用が合法なカリフォルニアで、この事業は「当たった」。
もちろん、顧客が「医療」目的だけに使う訳がないのだが、そこはDEA、麻薬取締局の捜査官、デニス(ジョン・トラボルタ)をうまく「抱き込み」、司法の目はなんとか逃れていた。
そんな二人が、共通の恋人、オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)とラグーナで幸せな生活を過ごしていた、ある日のこと。
メールでとある動画が送られてくる。
それは、マスクをかぶった男が、チェンソーで複数の男たちの首を「狩る」シーン・・・。
さらに、メールにはこんなメッセージも付け加えられていた。
「こいつらは阿呆だ。お前たちは同じ轍を踏むなよ」
送り主の正体は、メキシコのバハ・麻薬カルテル。
女頭目エレナ(サルマ・ハエック)に率いられ、殺し屋ラド(ベニチオ・デル・トロ)が副官を務めるこの組織は、アメリカの「市場」を欲していた。
ついてに、ベンとチョンの持つ、高品質の大麻も。
カルテルはティファナへ二人を呼びつけ、二人の事業に「参入」する旨を伝えた。
当初、武闘派のチョンはカルテルと対決する姿勢をみせるが、平和主義のベンは事業から撤退することで彼らとの和解を図り、それをカルテルに伝える。
もちろん、カルテルはそんな理由で彼らを逃しはしないだろう。二人はオフィーリアを連れ、アメリカを離れることを決めた。
しかし。
オフィーリアが逃亡生活に備えるために必要な買い物をしているところで、カルテルが彼女を拉致してしまった。
カルテルは、
「一年間彼女を人質として預かる、お前たちは我らに従って麻薬を供給しろ」と宣告してきた。
成すすべもなくカルテルに従う二人。
だが、ベンがカルテルに提案する。
「身代金を払おう、1300万ドルだ」しかし、300万ドル足りない。
そこで、二人が取った策略とは・・・?
〈感想、ではなくてその後のおはなし〉
charlie21c「さて、感想、ではなくて、〈あらすじ〉のその後の展開について、ゲストの三人にお話ししていただきます」
チョン「・・・なあ、言っておくが、俺たちは映画の『登場人物』だからな。
俺たちに映画についてべらべら喋らせると、ここからはいわゆるネタバレが入るかもしれないぞ。あんた、そんなことしていいのか?まだ映画は今日から始まったばかりなんだぞ」
charlie21c「あ、それは大丈夫です。『バラしていいネタ』と『バラしちゃダメなネタ』の線引きはこちらでやりますから」
チョン「・・・分かった、あんたに任せるぞ。ブログの読者がこの記事を読んで、
『オチ分かったし、映画館行くのや~めた
』なんてことにならないように頼むぜ」
ベン「まあ、とにかく始めよう。
で、僕らは身代金の足りない分をどうしたか?ってところからいこうか。
盗んだんだ。しかも、バハ・カルテルその人からね。
最初は、カルテルの現金護送車からね」
チョン「そこからは俺の出番だな。
俺は特殊部隊時代の仲間を集めて、連中の輸送車を襲った。
イラクで俺たちの部隊を襲ったスンニ派のテロリストみたいに、路肩に爆弾を仕掛け、奴らが近づいてきたら・・・ドカン!

てな具合さ」
ベン「あの時はホント、イカれてた。カルテルの手下を撃ってしまって、そのことでその夜は寝付けなかった。今も悪夢を見たりするよ・・・

」
チョン「お前は気にしすぎなんだよ。『O(オフィーリア)のことだけを考えろ』って、あの時も何度も言ったろ?」
オフィーリア「ねえ、ねえ、おふたりさん、今度は私の監禁生活についていいかしら?
まあ、スリラー映画なんかで観たようなひどい生活じゃあなかったわ。
それでも、最初の頃はオンボロの倉庫を改造したみたいなとこに住まわされたの。
そんなことより、もっとひどいのが世話役の男。
エステバンっていう同い年?の男の子は優しかったけど、ラドってのがサイテー。

私ったら、コイツにご飯を『はい、アーン』なんてされたりしてたのよ!」
ベン&チョン&charlie21c「うへー」
オフィーリア「それだって、まだいい方よ。
一番サイテーだったのが、『ハッパ(大麻)吸わせて』頼んだら、アイツ、どうしたと思う?」
ベン&チョン&charlie21c「?」
オフィーリア「・・・
口移しよ、
く・ち・う・つ・し!
」
ベン&チョン&charlie21c「うええええげろげろげろげげげげげげ」
オフィーリア「ちょっとちょっと、ここで吐かないでよ。
私だって、夜夢にアイツが出てくるだけで反吐が出そうよ・・・

映画では、私がラドに唾を吐きかけてやるシーンがあるけど、ホントは反吐をぶちまけてやりたかったわ・・・」
ベン「・・・ま、まぁとにかく、、話を僕らの側に戻そう。。
で、僕とチョンは、とにかくカルテルから金を強奪した。
で、それをカルテルに疑われちゃ困る。
そこで僕らはどうしたか?

コイツを、
生け贄にしたんだ
」
チョン「・・・コイツは、カルテルの中堅幹部のアレックスで、俺たちが始めてカルテルに会った時も、コイツが応対した。
本人はいかにも育ちのいい紳士、ビジネスマンを気取ってやがったが、なんとも嫌味な感じがしたもんだ」
ベン「で、僕らは、アレックスの銀行口座をいじくったりして、僕らがカルテルの現金輸送車を襲った日に、その分捕った分の金がなぜかアレックスの口座に振り込まれているように工作したのさ。その金で、アレックスが不動産を買った、という記録まででっち上げた」
charlie21c「そんなことまで?!ワタクシみたいなシロートにはさっぱり・・・FBIみたいですね、個人がそんなことできるんですか?!」
チョン「ここは映画で、それに舞台はアメリカだ、何でもありなんだよ。
あと付け加えとくが、やったのは俺たちじゃなくて、知り合いの凄腕ハッカーだ。もしかしたらアイツはあんたのいうそっち系の人間だったかもな。
ま、とにかくカルテルの嫌疑が俺たちじゃなく、そのセニョール・アレックスに向かうようにした。
そして、哀れなアレックスは、ガソリンをぶっかけれて火だるまにされてしまったって訳だ」
ベン「それを殺った・・・いや、やったのは僕なんだけどな・・・

」
オフィーリア「気にしないの、ベン。
で、私もおんなじ頃に、オンボロ小屋からカルテルの頭目、エレナのアメリカのお屋敷に移されたの。天にも昇る心地がしたわ、あいかわらずラドはいっしょだったけど。
で、私はエレナのことをてっきり底意地の悪い年増女みたいに思ってたけど・・・

実は、そうでもなかったのね。
彼女、夫も実の兄弟も全員なぶり殺しにされて、仕方なくカルテルを継いだの。
しかも息子も娘もいて、娘の方はアメリカに留学してて、さらには思春期&反抗期まっさかり。
母親のエレナとはろくに口を聞きたがらないのを、彼女が寂しがっていたのにはびっくりしたわ」
チョン「・・・その娘、マグダのことを聞いた時は、目ん玉が飛び出そうだったぜ。
何といっても、悪徳DEA捜査官、デニスの奴は『娘は死んでるぜ』なんてほざいてやがったのに・・・」
ベン「とにかく、デニスはホントにヤなやつさ。まあ僕らはやっこさんのおかげで、刑務所行きをまぬがれてきたんだけど。

原作本の中では、まぬけで僕らに従順なヤツだったけど、映画では少しばかり狡猾で頭の働くキャラだったね」
チョン「まあ、その後、カルテルから強奪もできなくなっちまって、俺たちはその娘御を誘拐した。カルテルがOを誘拐したようにな」
オフィーリア「そして、エレナはおびえて、とにかくマグダを返してもらうために、私を解放することにしたの」
チョン「ま、そこで上手くいかねえのが映画、というか極道(?)の世界の掟だな。
交渉が終わり、国境の砂漠地帯でOとマグダを交換することになったが、念のために特殊部隊の仲間をこっそり連れて行って、監視させたら、向こうさんもしっかり部下を離れたところに配置してやがったよ」
オフィーリア「そこで、私はベンとチョンのところに戻って来たけど・・・」
チョン「・・・実は、ラドってやつはメキシコの大統領候補でもある大物政治家、『エル・アズール』ってのを新しい後ろ盾にしようとしていた。
それで、奴にはもはやエレナは邪魔もんだったわけだな。
俺たちはそのことをつかんで、Oが解放されてからエレナさんに教えてやった。
するとラドはエレナを撃ち殺し、俺たちもついマグダを守ろうと銃を抜き、カルテルと俺たちの銃撃戦が始まって・・・」
ベン「僕はラドを殺そうとして、撃ち返されて・・・」
オフィーリア「それでも私がとどめをさして、瀕死の重傷を負ったベンにチョンがモルヒネを打つと、私も打ってもらって、チョンも自分に打って・・・」
charlie21c「麻薬中毒者特有の、妄想の世界へ・・・と、そこまでは原作本の展開だったんですよね」
ベン&チョン&オフィーリア「そうそう」
charlie21c「・・・でも、映画ではその先に、すこーし違った展開が用意されていて・・・衝撃の、ってほどでもないですが」
ベン&チョン&オフィーリア「そこは、
読者の皆さんご自身で確かめて下さい!
」
〈今度こそ、感想!〉
charlie21c「それじゃ、今度こそ感想に行きましょう。
原作本での細かい設定がちょびっと省かれたりもしてますが、それでも、原作のハイスピード感は全く薄れていません」
オフィーリア「例えるなら、ええと・・・まさに、ハッパ吸ってるときに味わう、恍惚感と、」
チョン「俺の場合でいう、戦場に立ってテロリストと撃ちあってるときの緊張感、」
ベン「そして、ジェットコースターに乗るときみたいな、猛スピードで展開される爽快感だね」
charlie21c「この三つの要素がバッチリ組み込まれている、そんな映画でした。まさにイカれてる、いやイカす映画だと思います」
チョン「言いなおすことはねぇよ司会者さん。
確かにこの映画はいろいろイカれてる。
まぁ、それでも実際に映画館で観てたら、のめり込んじまうことは間違いねぇな」
オフィーリア「まさにSAVAGE、野蛮人の世界ね。
私たちはメキシコのご連中と違って、『美しい』野蛮人のほうだけどね」
ベン「それじゃよく分からないよ・・・まあ、こんなとこでべらべらくっちゃべってても仕方ないな。
とにかく、このブログを読んだ人は、すぐにでも劇場に足を運んで欲しいね」
charlie21c「それでは、これで記事を閉じましょうか。
皆さん、
ご静聴、ではなくて、
ご静読?ありがとうございました!」
〈おまけ〉
チョン「おおそうだ、いつリリースされるか分からねぇが、DVD&ブルーレイがこれだ。まあ楽しみに待っててくれ」
野蛮なやつら SAVAGES 映画パンフレット 監督 オリバー・ストーン 出演 テイラー・キ.../東宝東和

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オフィーリア「それと、これはサウンドトラック。好評発売中よ、輸入版だけど。
とってもハイになる曲がいっぱいあるの。
是非聴いてみてちょうだい!」
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ベン「最後に、これが原作本だよ。
これも絶賛発売中。
司会者さんは最初は少し読みづらかったって言ってるみたいだけど、まあすぐに慣れるはずだ。
それじゃ皆さん、またどこかで会おう!」
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