Emilio Pucciの招待状片手に

もうカイリーはいいからモデル出せよって？知らんがなそんなこと！
恥ずかしながら私、ここ三か月の間にモデル情報はおろかカイリー情報からも離れてました…。もう全ての俗物から離れてました、えぇ。軽く尼さん状態。
そういうわけで2008年のインタビューです。普段ゲイメディアを巡回してるわけでもないですが、またまたそんな出所からダヨ。ウフ☆ザクザクな訳で失礼します。

『Interview with：Kylie Minogue』
Source & Credit：pridelife.co.uk
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ポップス界のセクシー歌手として売り出されてることは気になりませんか？
―いいえ、気にしてないけど、そういうことを支持してもらえないことの方が気になるでしょうね。もう少し落ち着いた性格になろうとした時期もあったけど、結局それって本当の私じゃないのよ。それにみんなが思う私というのはほんのわずかな部分だけだし、常にそういう人間じゃないの。私のキャラクターの一人ね。ついついキャラクターを演じちゃうのよ。

色々と自分も年取ったなと感じ始めてますか？
―ショーをやってたりして、観客の中に17歳の子達がいることに突然気付くのよね。最近の若い子達は昔の私達とは違うと思うの。今の17歳に比べて私が17歳だったときは能天気だったし、今の子達はすごくしっかりしてるわ。

オーディション番組世代のポップスター達をどう思いますか？
―若い子達について言えば、１年くらいやって上手く行ったらもう“あぁ、これはやりたくない”って傾向にあるみたい。20年間も続けていくことを考えてみて。私は長い間多くのことを経験してきたし、昔は信頼性が重要だったと思うの。バンドで活動してたら５～10年はパブで演奏したりして、それで実力を証明してきた。すごく大変なことだったのよ。ブランド品やリムジン、贅沢な生活や名声が全てだと思ってる人がいるなら、それは大間違いだわ。

最近、仕事は楽しめてます？
―これはみんなに当てはまると思うんだけど、仕事のうち５～10％は心から楽しいし、それが自分を突き動かす理由だけど…同時に５～10％は嫌で嫌で仕方ない部分ね。

引退を考えたことは？
―ポップスからは引退しないと思うわ。本当にわからないけど…でもステージに向かうとき、その瞬間こそが私を奮い立たせてくれるものなの。未知の何かね。

しかしポップ歌手としてのキャリアは家族を持つことや恋人関係などにマイナスの影響もあったんじゃないですか？
―昔は子どもが欲しかった。でも今はちょっと年取っちゃったし、何だかんだ子どもは持てないかもって気付いたわ。大抵の人達は自分にふさわしい人を求めてるし、そういうのに限ってすぐには手に入らないのよね。自分を奮い立たせて向上させてくれる相応しい人を見つける、ほんのわずかな可能性はあるのかもね。

(左)カールと　(右)ジュリアン・マクドナルドと

Sparkle !

あなたはゲイアイコンとして大きな存在ですが、そのレッテルがストレスになったことは？
―ノー、ならないわ。だってみんなゲイアイコンというだけで見てるわけではないから。私のファン層は本当に幅広いのよ。今までのコンサートでファンを見てきたからそう言い切れるし、しかもその光景ったら美しいのよ！向こう側に熱烈なゲイエリアがあったと思ったら、こっち側はゴージャスな20代くらいの女の子達がいて、中にはおばあちゃんと一緒に来てる子達もいるし、さらに向こうには人生初のコンサートを見に来た可愛いちびっ子がいて、色んなファン達がなんの問題もなく混ざり合ってるのよ。最近レコード会社はゲイのオーディエンスに向けて歌手を売り込もうとしてるみたいだけど、その点では私とファンが築いてきた関係をとても嬉しく思う。知らない間に私を迎えててくれたのよ！

初めて気付いたのはいつ？
―シドニーで一番有名なゲイクラブのThe Aubreyがカイリー・ナイトをやっていたのを覚えてる。当時私はすごく純粋だったわ。そこでは毎週日曜日にカイリーナイトをやっていて、満員御礼だったからすごく話題になったの。ある夜クラブの前を通りかかったときに、何故だか凄い度胸だったのね、みんなに“ねぇ、入ろうよ”って言ったの。でも事前に話をつけてないとダメだし、みんなから痛い目に合わされるのがオチだからって、カイリーナイトを見ることはできなかったわ。私の夢の中ではね、クラブに乗り込んでバーに跳び乗って、50年代のミュージカルをやったりして特別な夜にしちゃうの。

普通の生活に戻る日は来ますかね？
―明日歌手生活が終わってしまって、それでもまだ20年後も認知される存在になってるっていうんなら、それはしょうがないことね。自分の好きなことをやって素晴らしいものを手に入れた結果なのだから、多少うんざりするだろうけど、それは受け入れなきゃ。もしこの仕事が出来ていなかったら、私なんてちょっとウザい人って程度に思われてただろうし。こういう生活に慣れるまでには時間がかったのよ。

カイリーのインタビューに付いてくる結婚、子ども、引退というお決まりの質問はもう飽き飽きだよー。
地道な活動を軽視すんなボーイズ＆ガールズ！ってたまたま歌ったロコモーションでデビューしたカイリーが言ってるわけですが、遊園地の開園祝いやウェストフィールドで歌ったりって、涙の味がする活動もやってたんですよね。だてに25年脱いでるワケじゃないのよっ！

Sexy Lady of Pop