今朝、WBA元ライトフライ級王者の亀田興毅選手の謝罪会見があった。
一連の内藤VS亀田からの流れの中での会見。
最初はけしからんって思ってたし、何よりも強い選手と戦った事のない
弟をいきなり世界チャンピオンにあててしまう興行こそが無茶苦茶やと
思ってた。
あの試合であった反則は絶対あってはならないこと。
あれならキレイに倒された方が、選手の株はあがる。
しかし、その後が、大人の嫌な世界というか、マスコミの残酷さというか、
数字を取る為には、20そこそこの子供を国民の矢面に立たせて
しつこい質問攻撃をする姿勢が、いい加減うんざり。
ちょっとかわいそうやった。
しかし今朝の会見は、興毅選手、立派やった。
元世界チャンピオンとしても、一家の長兄としても。
今はたくさん逆風もあるけど、絶対に立派な選手になると思う。
数字を取らないとあかん、売り上げをあげなあかん・・・
大人の世界って、ホンマなんなんやろね。
ファイターに対するリスペクトっていうものが
すこしはあってもいいのにな・・・って思う。
あのタイの英雄・ポンサクレックに勝ってチャンピオンになった
内藤大輔選手ですら、今は善玉扱いでメディアへの露出も高いけど、
世界チャンピオンとしてではなくて、この騒動の被害者としてやもんな。
数字は、数を数えるもの。または、なにかの目安にするもの。
決して固執しすぎるものではないと思う。
数字ばかりに、金額ばかりにとらわれ過ぎると、
物の本質がわからなくなってしまう。
