最近は、裁判員裁判も始まりましたので、

一般の方が裁判官に呼び止められる、とかいうことも

あるのかもしれませんが、まあ、普通には、裁判官に「ちょっとっ」

って呼び止められることは少ないと思います。


でも、弁護士をやっていると、たまにですが、


「ちょっと、先生」


と声を掛けられて、呼び止められることがあります。

(もちろん、裁判所の職員の方にとっては、日常の光景なんでしょうけどね)



私も、少し前に担当した少年事件で、審判の始まる前に

出頭しましたよって、書記官室へ行ったところ、急に、書記官が、


「先生、裁判官が、ちょっと呼んでます。」


と話しかけられました。

それも、裁判官室で話したいと・・・・。


ねえねえ、書記官さん、あなたは知らないと思うけど、

裁判官に呼ばれて、裁判官室で話がしたいなんて言われると、


「なんかまずいことしたかなあ」とか、


「怒られたりしないかな」とか、


私のような、気の小さな弁護士は、結構ドキドキするのです。

気が小さくて弁護士が務まるかという話もありますが・・・。


しかし、書記官は(というか、裁判官は)、待ってくれません。

審判の時間も迫っていますので、一緒に出頭した少年の両親を

待合室に待たせて、私は、一人裁判官のもとへと向かったのでした。

(被告人とか、少年って、ちょっと、こういう心境なのかね?)


怖いなあ。あの人、部長だし。


つづく