私の会社では、プラセンタの化粧品を
製造している他に、食品用のプラセンタ
原料も扱っています
このため、原料に菌がいるのか?
いないのか?微生物検査はとても重要
な業務の一つです
実際の検査の手順は
推定検査→確定検査→完全試験
の順番で進められていきますが
推定検査で行われる
BGLB液体培地(大腸菌群)MPN法
この検査は、ピンポイントで大腸菌群
を発見できます!
【検査の方法】
❶緑色の顆粒を精製水に溶かし、液体
の培地をつくります
この液体培地「BGLBブイヨン」と
呼びます
“ブイヨン”です“ブイヨン”
ブイヨンは、スープベースの事だけを
呼ぶ言葉ではないんですね
❷検体を①に混ぜます
この事を検査用語(?)では「接種」
と呼ぶそうです
その後、判定用のチップを投入
検査方法の詳細は、下記をご覧下さい
❸この検査方法は、24時間で判定が
できます
判定方法はとても簡単
試験管の中に入っている小さなチップ
が浮けば「大腸菌群 陽性 (T_T)」
チップが沈んだままであれば
「大腸菌群 陰性 (^_^)」です
大腸菌がいればガスが発生し、チップ
が浮く、単純な仕組みです
下の画像は、判定用のチップです
このチップ、驚くほど軽い!
だから、ほんの少しのガスの気泡が
付着しただけで浮いてしまうようです
キレイなグリーンの液体の中で、大腸菌
の有無を確認できるだなんて、なんだか
楽しく思えます
でも、チップが浮いたら、実際は大変
な事態です!!!
なぜなら、その検体に大腸菌が確認
されたのですから