伊賀越えしてきました。
目標は、伊賀の温泉。
経由としては、美里村から山林道を通るというか、登って?行きます。
正直、山、なめてました。
最初は、凄く楽しくて、山道を登りながら山の木々が風で揺れる音や川のせせらぎなんかを聞きながらアースしてました。自然と一体化してる感覚で、1人ぼっちで自然の中にいるので、少しコワくて生きてるというか、あぁ、生かされているという凄く壮大な気分でした。しかし、携帯電話の電波が届かなくなって登れど登れど先が見えず、道間違ってるのではないかという不安で生きてる心地がしなくなっていきました。
日が暮れれば、一貫の終わり。
山の中で一晩過ごすことになります。
しかも、凄く寒くて手がかじかんで、感覚もなくなってきた。生きると感じられるということは、死と隣り合わせなのだと実感。不安が大きくなってきたので、とりあえずら途中で買ったパンを齧ると不思議と生きる意欲というか、お腹が満たされるとだんだんとポジティブになってきました。なんとか、電波が通じるところに出て現在地が書かれた看板が出てきました。
あー、助かったーとほっと安心しました。心細くて怖かったよー。そのまま、国道に出て目的地を目指しましたが、途中で雪が降ってきたー。そして、トイレ行きたいー。立ちションしようか迷いましたが、流石にダメだろうと理性がなんとか勝ち、チビリそうになりながらも、コンビニまで行けました。その時には、全身がガタガタ震え、しばらく震えが止まりませんでした。そして、コンビニで遅めの昼食をとっていると、夫が運転する回収車と遭遇!!そこで別れてそれぞれが目的地を目指す予定でしたが、あまりの寒さに負けてしまい、そのまま回収されて温泉へ行きましたとさ。次回は、回収されずに、目的地まで行きたいな。


