あっはーんお


記事UPなんて久しぶりだワ(●´ω`●)ゞ


ご無沙汰しておりますです、りりすです。
まだ独身ですが、そこには突っ込まないでぇ~(/ω\)


今日はどや様と「アンティークフェア」なるものに行って参りましたのん。


もはや芸術!っていうような何十万円もする花瓶とか絵皿とか、小さいものだとレースとかボタンとかポストカードとか、色々あって目の保養になった~音譜


しかも楽しかった~(≧▽≦)


はっきり言ってわたくしめ、アンティークとはまったく無縁の人生だったはずなのに。


きっかけは、アレだ。
2ヶ月前、どや様とのおデート中に雑貨屋さんで超超可愛いアンティークのティーカップを偶然目にしてからだ。


以来、「もっと可愛いのはないかしら?」と画像検索が日課になりーの


気付いたら、こうなってた(*´Д`)=з


$FANTASIA



I am 我慢できない症候群←


捨てられなくて困っているものNo1.は、「物欲」です。


ちなみに、本日の戦利品は左端のカップ&ソーサーと、右端のカップ&ソーサー、その奥のペアワイングラスDEATHお


正確には、100年以上経っているものが「アンティーク」、それより年代の近いものは「ヴィンテージ」と呼んで区別されるのですが、可愛ければどっちでも良しキラキラ


ん~お
かーわーいーいー(●´ω`●)ゞ



あ、今更で申し訳ないのですが・・・
ごめんなさい、自慢したかっただけです(/ω\)←割れてしまえ。


しかし、どこに置くんだって話wwww←だから、割れてしまえ。
どうも~heart*


隊長の言葉を借りたら、タイトルが長くなってしまいましたwww


あ、ここで言う「隊長」は新選組じゃなくて、「対ガンダム調査隊」のことですヨハート


(オーバーフラッグスもしくはソルブレイブス隊でも良いのですが)


何のことやらさっぱり…という方がほとんどですよねwww


要するに新恋人の彼の事を、厨二の私は「隊長」と呼んでいる。


そう思って哀れんで頂けたら幸いです。




さてさて。


私、今日は内定を頂いている会社に書面を受け取りに行きました。


秋葉原に。


秋葉原に。


ヲタクの聖地 秋葉原に。





でね、帰りにふと思い出したんですよ~!!!


確か駅前にガンダムカフェってのがあったような……


テクテク(・∀・)テクテク。


ほぉ~ら、あったよwwww


$FANTASIA


見切れてますけど、入口に『GUNDAM Cafe』って書いてます。


そしてガンダムちゃんとシャア専用ザク(なのかな?ピンクのザクちゃん)がお出迎えしてくれます。


くそう。


恥ずかしがらずにちゃんと写メを撮って来れば良かった・・・


メニューはガンダム好きならテンション上がるであろうネーミングのものばっかりだったのですが、私は『ハロのスープパスタ』しか分からずwww


今は『連邦vsジオンフェア』をやっているそうなのですが、過去には00のフェアもやっていて、グラハム隊長のメニュー(ハムグラタンwww)も食べられたらしい。


詳しくはコチラを御覧くださいませ☆




一人で食事するのは全然平気なのですが、あまりお腹が空いていなかったので、手土産に破片の一つもコチラをテイクアウト☆


$FANTASIA
『ハロまん』ルンルン


緑ハロの形をした、豚まんです。


なんだか壁から覗いてるみたいなハロがカワユスハート


大きさは、コンビニの肉まんより少~し大きめぐらい?


まぁまぁ美味しかったです←何様。






そしてグッズ売り場で発見。


『名セリフクッキー ダブルオーバージョン』


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


しかしこれ、驚愕の注意書きが。


『クッキーは全8種類ですが、中身はアソートの為8種類全てが入っているとは限りません』


・・・( ゚Д゚)ハァ?




もしも、もしも隊長の名セリフが入ってなかったらどうすればいいの?


ねえ?


何このロシアンルーレット的なクッキー、何なの?


…と一人で葛藤するも、隊長(のクッキー)が食べたくてお買い上げ。


真昼間っから何やってんだ、私wwwww


そしていそいそと帰宅して開封。


じゃーんルンルン


$FANTASIA
8種類ちゃんと入ってましたホッハート”2





$FANTASIA-2011122113200000.jpg
ロックオンは2枚キラキラ
これは捧げるしかないですね、あのお嬢様にw





そして、伝説の名(迷)シーン再現。
$FANTASIA-2011122113220000.jpg
名セリフクッキーを名言絵皿に載せてみたw





あとはこんな感じです~
$FANTASIA-2011122113240001.jpg
適当ですみません←愛の差





自分が秋葉原通勤であったことを、これほど嬉しく思った事はない。


そんな今日でした。





っていうか。


隊長(のクッキー)が食べたくて買ってみたけど。


ドキドキしちゃって食べられません(/ω\)←アイタタタ。


ちなみに、当たり障りのないコーラサワー(っていう人の)で味見したら、鳩サブレーっぽいお味でした。


ご参考までにwww


タイトル通り、新恋人ができましたハート



ででん♪

$FANTASIA



グラハム・エーカーさんです☆



『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』に出てくる方です。



某Pちょさんのブログで見かけた画像で一目惚れしましたラブラブ



はぁぁぁ~ん(/ω\)カッコイイカッコイイカッコイイハート



あんまりにカッコイイのでWikiってみたら、あらびっくりwww



すっごい面白い人でした。



ガンダムの歴史に残る、名言(迷言)の数々を連発するっていうwww



例えば…



『乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない』



とか。



『はじめましてだなぁ、ガンダムッ!』



か~ら~の~



『(私は)グラハム・エーカー、君の存在に心奪われた男だ!!』



とか。





もう前情報だけでかなり面白かったのに、実際にアニメを見たらその美声たるや半端無くて!



声は中村悠一さんが担当されてたんですけど・・・



どストライクの声、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



ってな感じで、そこからはもうアリ地獄に飲み込まれるかの如く堕ちて行きました。



<例その1>
夢小説の長編を24時間飲まず食わず寝ずに読破した結果、貧血で行き倒れてオフ会に1時間遅刻。




最低ですね。これをグラハム流に言うなれば『皆まで言うな、先刻承知だ』です。



あの日ご迷惑をお掛けした皆様、本当にすみませんでしたo(_ _*)o



<例その2>
本日、池袋にてハッスル。りりす的、初ハッスルin聖地。




サゲサゲ↓コチラが戦利品たちで御座いますサゲサゲ↓



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トレカ的な。




$FANTASIA
解説本的な。





そして本日の目玉商品!!!



ミラクルミュミュ嬢のゴッドアイが発見したスペシャルな一品キラキラ
$FANTASIA
出会って思わず絶叫した『グラハム・エーカー名言絵皿』←www

コチラはメイトでのブルーレイ購入特典だそうな。

ちなみに『名言湯のみ』と『名言ノート』もあって、激しく所望しております。
マジ欲しい。すごく欲しい。欲しすぎるwww




そして、ストーリーのガイド本的な↓
$FANTASIA
コチラは、表紙買いしようか迷って結局却下した私のために、隣で見かねた優しいミュミュ嬢が買い与えてくれた思い出深い代物で御座います。



ミュミュちゃん、愛してるハート”2





という訳で・・・・



りりす@絶賛乙女座中毒でっす(*´Д`)=з



どうも~(・ω・)/

深夜徘徊する妖怪りりすです。

久々に風邪をひいていました。

夜中のポテチが喉を通らないくらいの本格的な風邪を。←本人比では重症

でもショウガ紅茶を飲みまくって、薬を飲んで、さらに『活蓼28』なる赤い箱で見た目は怪しいくせによく効くドリンクを飲んで寝ていたのでもうほぼ完治です(・∀・)b



さて。

今さら誰も続きなんて待っていないと思いますが。

誰も待っていないのに続きを書く愚かな私をミュミュちゃんは失笑しましたが。

ランチパック便乗ツアー その2の続きです。

関係者の皆様、今頃お名前をお出しする無礼をお許し下さいましo(_ _*)o


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



ー ブルーローズ前 ー



『ブルーローズ前』って、少女漫画に出てくるバス停っぽくない?



『ブルーローズ学園前』でもいいけど♪



テニスの名門校で、すんごいかっこいい先輩がいて…



イメージは、『うたプリ』神宮寺レン様でお願いしますo(_ _)o←誰に何を?




さてさて、どうでもいい妄想は置いといて、ご対面したのはこの方たちハート



ぽちょさんラブラブ
髪型をショートにされてて、イメージがガラっと出来る女風に変わってましたキスマーク
暴風雨に打たれたぽちょさんに「ライブ直後のロックスター☆」と言ったのは、それぐらいSexyキラキラだったっていう例えです!!
どうかお許しを~(>_<)!!!



みるくしゃんラブラブ
『欲しいよね 一家に一人 みるくしゃん』りりす心の俳句。
あの傘の可愛さが忘れられない!
You次回は着物で来ちゃいなよ音譜
CASAでは何度も何度もトイレの度に立たせてごめんねw
隣に座って思ったんだけど、みるくしゃんって多分…いや絶対に抱き心地良いと思う←セクハラ



ナギらびゅちゃんラブラブ
会う度に女らしく可愛らしくなってて、突っ込まずにはいられないんだけどアップ
愛ってすげー!鳥さんってすげー!!!
次はネイルに【鳥】または【輔】って描いてもらってね☆
仕事前にネイル落としちゃうんだったら、もうそれぐらい思い切ってヤっちまえYo(≧▽≦)



ミュミュちゃんラブラブ
…気のせいかな?
ミュミュちゃんも会う度に肌艶が良くなってる気がする∑!!
ねっ奥様、それって…執事効果?ウフフ( ´艸`)
ミュミュちゃんがランチパックの方にいたから、安心してお好み焼きを食べられましたハート
本当にいつも色々ありがとう!




全員揃ったので近くのジョナサン目指して移動するも、あまりの暴風雨にジョナサンよりも手前のファミレス『CASA』へ緊急避難。



どのぐらい暴風雨だったかって言うとね、チアキさんの傘が一瞬で『バサッ!!』と逝っちゃったぐらいの……



……ええ、はい。



そこから先は、既に皆様どなたかの記事で読まれていますよね?



ですよね~ルンルン



だから・・・割愛しちゃっても・・・・いいですか?



しますね←





ー それから ー



ざっくり言うと、その後CASAで7人中5人はドリンクバーだけで居座り



妖怪ってばアホみたいに水分摂取したがるもんだから、奥の席に座ったくせに何度もトイレと座席を往復し

(まりまり、みるくしゃん、ごめんね(。-人-。))



焼肉組(ぽちょさん、みるくしゃん、ミュミュちゃん、ナギらびゅちゃん、妖怪)は鶯谷に移動し、ウマしウマしと鮮度抜群の肉を喰らい

(途中、荷物を取りに消えたせいでもしご迷惑をかけていたら、本当にすみません!)



炭火と肉の匂いをプンプンさせながら電車に乗り、ぽちょさんと共にチアキさんの家に向かい

(タクシーの中で食べたチョコミントアイスの美味しかったことよ…)



お風呂まで入らせてもらい、まったり失言爆笑ガンガントークをしていたら朝6時になり

(まりまりのすっぴんが可愛くてびっくらこいた!浜崎さんとこのあゆみさんがいた!)



寝たのも束の間、チアキさんの息子ちゃんが可愛すぎて早々に起きてしまい

(ぽちょさんは布団に入って3秒で寝てました!本当にwww)



1階に下りると、さりげなくキッチンで洗い物をしていたまりまりに感動し

(どこかでこのテク真似しよう| 壁 |д・)☆←オイコラ)



そうこうしているうちにぽちょさん、チアキさんも起床。そして身支度。

(チアキさんの準備の速さ、ハンパなかった。メイクとかマジ秒速www)



『早めに家を出て、はなの舞に集合する前に色々寄ろっかキラキラ』って予定だったのに、池袋についたらなぜか余裕ゼロ。



で、みるくしゃんが体調崩して来られないのを嘆きつつ、はなの舞でキャッキャウフフハートして

(各自が嫁を頼む中、ウーロン茶でごめんよ…下戸、そして甘い飲み物苦手なんだよ…)
(だからNJの実家で和菓子とカルピスが出てきた時はホント泣きそうだった)←どうでもいい



それから、どこ行ったっけな…?



薄い本のお店と、らしんばんと、アニメイトも寄ったような、寄ってないような、入ったけど入口付近で断念したような…

(この時の薄い本屋での伝説のナンパ師ぽちょさんの勇姿は、有名ですねキラキラ



そして、ぽちょさんとまりまりの新幹線の時間にあまり余裕がなかったので、チアキさん親子とぽちょさん、まりまりと池袋で慌ただしくお別れをしたのでございます。



その後はいつもの経路(池袋→品川→羽田)を経て、お気に入りのトルコめしをミュミュちゃんとナギらびゅちゃんと共に食し、大空へとナギらびゅちゃんをお見送りしたのでした。



めでたし、めでたし。



(完)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



・・・・・。

本当にすみません!

りりす的レポ、これが限界ですorz

もしも最後までこのグッダグダの文章を読んで下さった方がいたら、心からお礼とお詫びを申し上げますm(_ _)m

最後になりましたが、お世話になった皆様、その節は本当にありがとうございました!

りりすakn


船長の書き下ろし小説、続きです。

こちらは頂き物です。無断転載等はご遠慮下さい。

今までのお話はコチラ→ [燎]S1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11






ハッピーエンドではありませんので閲覧は自己責任のもとでお願い致します。

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[燎]S12END リュウガ 『海賊王』 (カガリビ)




ヒロインside



澄み切った空に響くセシル船長の声はきっと忘れることはできないと思う。



だってそれは…私の船長へ対する愛が…届いていたという事だから・・・。



悲しい最期を迎えた今、知るには残酷な事実だけど、でも・・忘れたくない言葉・・。



セシル
「…"真実の愛を知った・・・海賊王自身"」



放たれた言葉に私は泣き崩れる。



ああ、そういう事・・・だったのか・・・と。



セシル船長の言葉を冷静に理解する私も



お互いの愛が真実だったと喜ぶ私もいて心がざわついた…。でも、



風に乗ってあっという間に消えてしまいそうなその言葉を、私は逃がさないようにしっかりと捕らえて離さない。



お互いの愛が真実で、そして間違いなく存在したという証なのだから…。



「船長は…最初から最期は自分が死ぬつもりだったんですね。…だからあんな事・・・」



だから言ったんだ、私に。



"オレはお前を信じてる"って。



私の愛が真実だって事を・・・、船長は信じれくれていたんだ…。



声にならない声を上げて泣く私と、そして黙ったままのシンさんと。



これ以上知る事のない私はただ穏やかな風を感じながら船長の身体に縋って泣いた。



しばらくして、ポツリポツリと離れていく足音を耳にして私はその背中達に視線を向ける。



リュウガ船長を残して皆がこの場を離れていくその背中を…。



「・・・待って・・・」



何事もなかったかのように、人の死を悲しむことすらしない



この世界の為とはいえ、自分達が殺した人の死を敬おうともしない・・・



冷めたその背中に私は声を向ける…。



「一つだけ教えてください」



私は立ち上がり、この場を離れていくセシル船長の背中を呼び止めた。



泣き喚き…船長だけを見ていた視線をゆっくりと彼に向け、そして口を開く。



「"海の怒り"とは…一体なんなんですか・・・?」



あくまで冷静に



そしてはっきりと聞いた私に、セシル船長は口元に小さな笑みを浮かべてこう言った。



その瞬間、クスリと笑みを零したのを私は見逃さない・・・。



セシル
「さぁ。私達人間にはわかりません。神ではないのですから」



小さな含み笑いとその言葉。



まるで私を哀れむような笑顔を浮かべるそれに、私はもう…何する力も残っていなかった。



そんな私を見て立ち去ろうとするセシル船長がチラリと振り返る視線の先に私を捕らえ、最後の一言を残す。



セシル
「貴女がリュウガ船長を本気で愛してくれててよかった。貴女がリュウガ船長を愛してなければ"海の怒り"は収まりませんでした。

 結果的に、貴女が世界を救いましたね。礼をいいます。」



ひどく満足げにそう言った彼は、私の反応を見ることなく海へと帰っていく。



嵐が収まり、穏やかな海になったその大海原へ。

[燎]S12END リュウガ 『海賊王』 (カガリビ)








宝を失った私を残し、また新しいお宝を求めて・・・。



-- 貴方達が旅をするこの海が、



煌く水面も、飛び散る小さな波の雫もその全てが



リュウガ船長である事を覚えておいて欲しい。



そんな願いを遠ざかる船に呟いた・・・--




END










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[燎]S11 リュウガ 『海賊王』 (カガリビ)




ヒロインside




セシル
「ほら、だから言ったでしょう?この異常気象はやはり"海の怒り"だった」



少し離れた所から聞こえたセシル船長の声。



その声に私は・・・ゆらりと重たい頭を持ち上げた・・・。



セシル
「ごらんなさい。"海の怒り"が納まっていく・・・」



セシル船長の声を振り返れば、肩の傷を抑えた彼が視線で海を指し示す。



それに従うように、虚ろな瞳を海へと向ければ轟々とうねりを上げていたはずの海に穏やかな波が海を塗り替えるように広がっていくところ・・・。



その勢いはまるで燎原の火・・・。



でも、



「どうし…て…」



私は死んでないのに…どうして"海の怒り"が収まるの・・・?



船長の身体に身を寄せて…海を見つめたままポツリと呟く私に、側にいたシンさんが力のない声で呟いた。



シン
「"海賊王の宝"は二つ…存在する」



「・・・二つ?」



まだ視線は海を見たまま、声だけをシンさんに返すとパサリと肩に上着をかけてくれる誰か。



きっと、ヴァン船長かリー船長だろう・・・。



気が付けば雨も風も止んで、眩しいぐらいの太陽が私達を照りつける中、雨に濡れた身体は冷え切っている。



でもお礼を言う事も、誰のものかなんて確認する事もしない。



誰のものでもいい・・・。船長が、してくれないのなら・・・。誰のだろうと関係ない…から・・・。



力なく見つめる海の向こうでは、真っ白なカモメ達が遊んでいるかのように飛び交って…太陽の光をキラキラと反射させる海が楽しげに揺れている。



今の私の心とは、まるで反対の光景だ・・・。



シン
「この島に眠る"海賊王の宝"と…海賊王、つまりリュウガ船長が"宝"と思うものがもう一つの"海賊王の宝"だ」



黙ったまま・・・もう立ち上がる事もできない私に続けられる言葉達は私の心の傷を深くえぐる。



だって今更そんな事聞かされても・・・船長はいないのだから・・・。



もう一つ存在するというその、"海賊王の宝"がリュウガ船長の宝…、私だって事に私は止まっていた涙が溢れ出す…。



愛されていたことは知っていた。



でも、こんなに愛されていたとは知らなかったから・・・。



セシル
「ですから、私達は貴女を生贄にしたかったのです」



少しの申し訳なさも感じられないセシル船長の言葉が胸に刺さるも…でも私は、皆の目に私自身が



船長に真実の愛で愛されていると見えていたという事に喜びも感じる



"宝"という物になっていたんだ、自分は…と。



でも、



「…死んでません。私は死んでません・・・」



強く吐き捨てるかのように言い返した言葉にはヴァン船長が口を挟んだ。



私を宥めるように…彼にしては優しい口調で諭す様に語り出す・・・。



ヴァン
「二つ目の"海賊王の宝"にはな、その宝に変わる物がただ一つ…存在する」



私から目を反らし…その視線がリュウガ船長を捕らえて私は理解するも



どうしてそれが海賊王自身である船長なのかが分からなかった。



"なぜ?"と思う私に、やってきたのはセシル船長の声。



変わらず冷めた彼の口調が、澄み切った空に木霊した。












船長の書き下ろし小説、続きです。

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尚、このお話には悲しい結末が待っております。

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[燎]S10 リュウガ 『海賊王』 (カガリビ)




ヒロインside




私の手を掴んだその大きな手は、いつも私を守ってくれるリュウガ船長の手。



私に触れる時はいつも、どんな時でも優しく…宝物に触れるようにしてくれる船長が強く・・・握られた手が痛いぐらいに大きな力で掴まれた。



「・・・船長!」



掴まれた手を振り解けなくて…私はしがみ付くように船長の胸元に頬を寄せる。



でも船長は私の手を掴んだまま何も言ってくれなくて・・・



なのに絶対にこの手を離してはくれなくて・・・。



まるで"これでいい"と言っている様な船長・・・。だから私は、船長の胸元へもう一度頬を寄せていく



小さく時を刻む鼓動の音を聞き逃さないように・・・。



その最期の鼓動を、耳に焼き付けておくために。



あれだけ煩いと感じていた雨の音も風の音も・・・



そして荒れ狂う海の音も聞こえなくて、今私の耳に届くのはリュウガ船長の残された命を刻む音だけ。



トクン・・・と鳴り響き、胸が少し動き呼吸をしている事も伝わって…



そしてまた、-トクンと鼓動が聞こえて息を吐き出して・・・。



とても浅いその呼吸に、そしてゆっくりになる鼓動に必死になって耳を澄ませ、頬を寄せる。



小さかったその鼓動が、どんどん遠くへ行ってしまっている、から・・・。



一つ一つの鼓動の感覚を広げ、ゆっくりとした物に変えながら見えない闇の向こうへと遠ざかろうとしていた。



「・・・船長・・・。」



呟いた自分の声さえ邪魔で。



それでも船長の声が聞きたくて呼びかけて…でもやっぱり小さな返事すら返ってこない。



だから私は大きな上着の襟をぎゅっと掴んで、もしかしたらもう次は聞こえなくなるんじゃないかと思う鼓動"一つ"を大切に耳に残す。



今のこの鼓動が最期かもしれない。



そう思ったその鼓動が、船長の生きた最期の時間だった。



サラサラと落ちて行く砂時計がひっそりと最期の一粒を落とすかのように…船長のその鼓動がゆっくりと止まって…無音の世界が広がった・・・。



今まで聞こえていた船長の鼓動が、どれだけ耳を澄ませても聞こえない。



それでも信じたくなくて目を閉じて…



神経を研ぎ澄ませようとも…もう、大切な鼓動は聞こえてこなかった…。



「・・・船長」



一つ呟いた声は雨の音に掻き消されていく・・・。



どうして船長を呼んだのか、自分でも分からないけどもう一度だけ"リュウガ船長"とその名を呼んで



船長の腕に…この胸に抱かれているようにゆっくりと身体を預けた。



私がすっぽり納まってしまう大きな身体。



安心できる場所・・・。



スリッと頬を寄せて、残された温もりと…船長の香を吸い込んだ。



大好きな、船長の香を・・・。



私達を取り囲む皆の視線もなにもかも、気にならない。



いつの間にか下げられていたヴァン船長の銃口も…もうどうでもいい。



私の頬を濡らすそれは雨なのか涙なのか…分からないそれは私から船長へと流れて



船長の胸から流れる紅い血を溶かし…海へと連れて行く。



うっすらと開いた瞳の先でただただ呆然と、流れる紅いそれを目で追った。



冷たい地面の上で重なり合う私達2人を打ちつける激しい雨の中



船長の紅い血を溶かし…海へと流していくのをただジッと・・・。









船長の書き下ろし小説、続きです。

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尚、このお話には悲しい結末が待っております。

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[燎]S9 リュウガ 『海賊王』 (カガリビ)




ヒロインside





「・・・せん、ちょう・・・?」



目の前で、身動き一つせずに倒れているのはリュウガ船長の身体



ゆっくりと横を向けば、一つの銃口が硝煙を漂わせ銃弾を放った事を知らせてくれる。



そしてさらに紫煙を追うように視線を上げれば…肩を打ち抜かれたセシル船長が苦痛に顔を歪めながら倒れたリュウガ船長を見据えていた・・・。



手に握る銃のその先を



船長が立っていたその影の残る場所へと向けて・・・。



シン
「船長!しっかりしてください!」



シンさんの船長を呼ぶ声が大きく木霊する。



倒れる大きな身体にシンさんが駆け寄って…そして首に巻いていたスカーフを外すとそれで船長の胸元を強く抑えた。



そして何度も何度も船長を呼んで



大きな身体を揺さぶって・・・。



その状況を見ても…船長を呼ぶシンさんの声を聞いても



一体何が起きたのか分からない私はただ…じっとその場に蹲ったまま…。



呆然と倒れるリュウガ船長を見ていた…。



ヴァン
「まあ…リュウガでもいいけどよ」



しばらく流れていた沈黙の中、ポツリと・・・



ヴァン船長が呟いて、手に握るその銃を弄びながらリュウガ船長へと近寄った。



シン
「おい!来るんじゃない!」



ヴァン
「もう助からねぇ。守る必要なんてねぇだろうよ」



言いながら、見下すように倒れる船長に視線を向けて



力なく握るその銃を船長へと向けた。



ヴァン
「・・・-楽に死なせてやろうぜ」



その一言に



私の中でなにかが崩壊する・・・。



「やめて!」



気が付けば私は、大きな声を張り上げて船長の側へと駆け寄って。



船長を守るように・・その大きな身体に覆いかぶさってヴァン船長が構えた銃口を私の小さな身体で遮った。



ヴァン
「どきな。リュウガが生贄になるんだ。お嬢ちゃんまで死ぬ必要ねぇ」



私が船長を庇っても、ヴァン船長は慌てる様子もなく冷めた目で私達を見下ろしていた。



船長の身体に縋りつく私に向けられる銃口も下げられる事はなく



そのまま私を…船長を見据えていて。



それでも私は船長の身体の上から退く事はしない。



どうせなら、一緒に撃ちぬいて欲しいとさえ思う・・・。



動かない大きな身体に擦り寄って



シンさんのスカーフが真っ赤に染まっていくのを見ながら船長の胸元に頬を寄せていく…



その時、頬を寄せた胸元から聞こえてくる弱々しい小さな鼓動。



-トクン、と聞こえた確かな音・・・。



まだ、



生きている・・・。



「船長!すぐソウシさんを呼んできますから!」



一つの鼓動が聞こえたその後も、その鼓動を追うようにまた一つ、確かな鼓動が聞こえて・・・。



ソウシさんに診てもらえば、きっと大丈夫…って…。



言いながら立ち上がる私の手を、急に伸びてきた大きな手が掴むように握り締めた。