DAHON Curve D7 (2017) の軽量化カスタマイズ。ブレーキとブレーキレバーを換える。

Vブレーキは簡単。まずワイヤーを引っ張って、ガイドパイプを離脱させる。

ブレーキが車体に着いた状態で、ブレーキシュー固定ナットとワイヤー固定ボルトを緩めておく。5mmのアレンキー（6角レンチ）。

ブレーキアームを留めているボルトを外す。これも5mmのアレンキー。

さて計量。純正品はアルミ合金の鋳造品ぽい。交換用に用意したのは、RIDEAのForged（鍛造）モデル。Curve D7はロングアームのVブレーキだ。肉抜きされてるから軽くなるだろと、よく確認せず密林で調達。

何てこった！ 1ペア当たり123gで変わらず！結果的に、単なるドレスアップパーツ・・・

約2,000円の差額をケチらず、CNC（コンピュータ数値制御）削り出しモデルを買うべきだったかたかあ。

ブレーキレバーは、グリップを外さないと交換できない。面倒。

引きしろ調整ネジの切り欠きをレバー側の切り欠きに合わせてワイヤーを外し、下側のボルトを緩める。5mmのアレンキー（6角レンチ）。ちょっと捻り方向に揺らしながら、ハンドルバーを傷つけないようゆっくり外す。

ブレーキレバーもRIDEAのものを密林で調達。こっちはCNCモデルしかなかった。

片側だけで91-45=46gの軽量化。1ペアで92gの軽量化！

RIDEAのレバーはノーマル品とちょっと異なる。固定ボルトは4mmのアレンキー。

ノーマル品はワイヤー取り付け用の切り欠きが前方にあったが、RIDEAでは下側。

ブレーキアーム側のワイヤーの、ガイドパイプに通るあたりにケーブルグリスを塗っておく。ブレーキアームを取り付ける軸部分の方は、古いグリスを綺麗に拭き取った上でデュラグリスを塗布。

ブレーキアームを取り付ける軸部分の内側に小さな穴が3つ開いている。今回は真ん中の穴にブレーキアーム側の小さいピンをはめた。RIDEAのブレーキアームはこれで丁度良かった。

あとは取り外しの逆順で組み付け。ブレーキアームを組み付け、ワイヤーを仮組みしてブレーキシューを調整、左右の「当たり」を調整した後、ワイヤーの長さを調整。シューが減ったりワイヤーが伸びたりした場合にレバー側の調整ネジを使うので、レバー側を一番緩めた(?)状態で良い感じにワイヤーを留めるようにした。

ホイール交換時は↓の写真のようなブレーキシュー調整ツールを使ったんだけど、その後に左右の「当たり」調整やワイヤー長さ調整で意外に手こずってしまった。どうも、700Cとかの大径・細タイヤ用のツールなので、16x1.50の折りたたみ自転車には不向きなのかなと。今回も四苦八苦した挙句、結局↓のブレーキシュー調整ツールを使うのをあきらめた。手作業＋目分量で、ブレーキシューの上下位置とトーインを調整した方が早かった。

さて全体計量。ホイール交換までで、プレートロックとペダル抜きの重量が10.1kgだったけど・・・

変わっとらんやないかい！

96g軽量化したはずだけど、四捨五入したらどっちも10.1kgってことか。

単車のリアに取り外し可能なキャリアを付けて自転車を積んで出かけようと目論んで、キャリアの耐荷重の都合で10kg切りを目指してたんだけど・・・単車の方は箱を積む運用にしちゃったし、軽量化も面倒になってきちゃったな。

見た目は黒ボディに赤の挿し色で自分好みになったけど。

♪好っきな色はぁ～赤ぁと黒ぉ～ byランカー様の美人秘書(懐)

簡単に軽量化できるのはペラっペラのタイヤ（例えばKENDA K-SMART）に換えるくらいか。でも耐久性を削りたくないなぁ。シュワルベのマラソンレーサーが良かったんだけど、2021年時点では16インチHE (ETRTO305) サイズはなかなか見つからない。もう生産されていないいのかもしれない。ブロンプトン用のWO規格(ETRTO349)は出てるのになぁ。シュワルベのマラソンだと重量増だし。

タイヤを除けば、残ってるのは

変速コンポーネントを総取替え（ULTEGRAかDURA-ACE）
フロントフォークをカーボン製に交換
ハンドルポストを一体型に交換

そこまでするなら、もっと軽いモデルに買い換えた方が早いような。

ブレーキ周り