DAHON Curve D7 (2017年式) のホイール周り交換、リアから先に。

Vブレーキなので指でブレーキ（レバーじゃなくてシューの付いてる方）を押さえてワイヤーをずらせば良いだけなんだけど、リムのブレーキシューの当たる部分の幅が狭くなるので後で結局ワイヤーを張りなおさなければいけないので、外しちゃってOK。

よいしょっとリアハブ軸のボルトをちょっと緩めてから、自転車をひっくり返す。チェーンカッターで適当にコマ軸を抜いてチェーンを外しちゃう。あさ○の6～11速用チェーンカッターを使用。

リアハブ軸のボルトを完全に緩めてホイールを外す。まだタイヤの空気を抜いちゃダメ！

スプロケットリムーバーをスプロケットにかけて、フリーホイールリムーバーをロックリングに差込み、モンキーレンチで気合一発。スプロケットリムーバーはホーザン製、フリーホイールリムーバーはPark Tools製。空気を抜いてタイヤとチューブを外すのはこの後だ。

ノーマルのリム＋リアハブ＋ハブ軸＋ロックリング＋チューブで940g。

さて、スペーサーを6mmひとつでなく何枚か組み合わせた理由。ノーマルのカセットスプロケット（シマノCS-HG41-7, 11-28T)のロー側には、スプロケットを一体化させるためのリベット(?)のカシメ尻が出っ張っている。シマノのFH-9000ロースペーサー1.85mmには、このカシメ尻を避けるための切り欠きが入っている。カシメ尻に余計な圧力をかけることなく、ロースプロケットに密着するようになっているというわけ。

色々と調べて、シマノの場合、11速用フリーボディに7速のカセットスプロケットを着けるには約6mmのスペーサーをロー側に入れればよい、ということは判っていた。が、一応仮組みして実測。ロックリングを一杯に締めた状態で4.65mm。本来はロックリングを締める限界よりもトップスプロケットがちょっと突き出て、ロックリング内面のギザギザとトップスプロケットの外面のギザギザがガチガチと噛み合い、かつ十分なトルクで締め付けられなければならない。よって理想的スペーサーは5.65mmかな。残念ながらそんなスペーサーは無いので、1.85+1.0+3.0 = 5.85mmに決定。

新しいホイール＋スキュワー＋ロックリング＋スペーサー＋チューブで767g。ノーマルより173gの軽量化。

新しいチューブと元のタイヤを組み付けて空気をパンパンに入れる。スペーサー、カセットスプロケットの内側、フリーホイールの表面にデュラグリスを塗りまくり、スペーサーをロー側に入れて、カセットスプロケットを組み付け。1.85mmスペーサーの切り欠きをスプロケットのリベットのカシメ尻に合わせることを忘れずに。フリーホイールのロックリング側に、水浸入防止のためにデュラグリスを充填してから、ロックリングを組み付け。

ロックリングに40Nmのトルクで締めろと書いてあるので、ちゃんとトルクレンチで締めた。ちなみにPark Toolsのフリーホイールリムーバーは六角頭なんだが、Made in USAなので対面幅が1インチだ。ハーレー乗りのオイラでもさすがに1インチのコマなんて持ってないから、ひとっ走りホムセンに行って買って来たさ。

さて、ノーマルのチェーンはKNCの「Z」。抜いたリンク軸込みで306g。

DAHON Curve 16 (2017)のリアディレイラーはシマノTourney。ダウンロードしたシマノのマニュアル通り、フロントスプロケとロースプロケにチェーンを掛けられるギリギリの長さに印をつけて、2コマ足したところで新しいチェーンをカット。Connex Link込みで307g。1g増えとるやんけ(笑)

続く。

ホイール周り(2)