《テーブル茶道に出会うまで ②》 


20代半ばの時、知り合いの方にご紹介いただき、友人と2人で、ご自宅でお菓子洋室をされてる先生のところにレッスンに伺ったことがありました。


その時、私は、茶道で教えてもらったように新札を白い封筒に入れ、友人の分も一緒に入れて準備していきました。先生にそれをお渡しして、「今日はどうぞ宜しくお願いします」と言うとその先生が「ちゃんとした人が来てくれて良かった~」とおっしゃったんです。 

 そんなことくらいで・・・と思いましたが、今、自分がその時の先生と同じような年齢になり、同じように自宅で教室をするようになり、そう言ってくださった気持ちがよくわかります。


  たかがそんなこと・・・なんですが、一事が万事です。今の時代、核家族で、マナーとかは、親、特に母親から教えてもらったことが多く、それ以外の場所で身につける機会は少ないように思います。


 そんなことを感じているときに、テーブル茶道の体験にお誘いいただき、教室を始められるとのことだったので、お祝いの気持ちで伺いました。 

私は茶道を長くやってたし、子育てが落ち着いたらまた習いに行くからテーブル茶道をするつもりは全くありませんでした。 


でも体験した時「これなら皆、気楽に茶道を始められる!!!」と思い、講師の資格を取ることにしました。


私が資格をとることで、茶道を知ることのなかった人に知ってもらえたら最高に嬉しいなぁ 今まで生きてきて、私は本当に周りの方にたくさん教えてもらい、助けていただきました。


もちろん今もそうです。その方々にお返しできることはないかもしれくないけど、他の別の方々にお返し出来たらと思い、テーブル茶道のレッスンをはじめました