Melk (メルク) 連泊
走行0km
2000年6月28日(水)
快晴
●実に居心地が良いYHだ
管理人夫婦 (40歳前後)がいい。
しかし朝食は貧相。パン、ジャム、バター、コーヒーのみ。
Linz (リンツ) と同じ。
先日の Engelhartszell (エンゲルハートシュツェル) の Gasthaus (宿) と同じ。
オーストリア流?
●朝から強烈な日差し
しかし庭に出て日記を書いていると、日陰故に肌寒く、長袖を着て時々日なたボッコに出る。
●静まり返った館内
中学生が去った後はシーンと静まりかえり、昼寝もゆっくり眠れる。
一人昼寝する。
●午後、市内見物
缶ビールを遊覧船乗場で飲んでいると、パックツアー客20人ほどの日本人。
中年婦人2人が別々に写真を撮ろうとしているので撮ってあげると、
二言三言交わした後、他の同僚から声がかかり、急いで船へ戻って行った。
船は後まだ20分以上も止まっているというのに。
この慌ただしさ、落ち着きの無さ、ああ情けない。パックツアーの宿命か。
これが団体旅行の慌ただしさ?!
●Melk (メルク) 修道院
すごく豪華だ。どう見ても宮殿に見える。
館内無料見学。実に広い。加藤雅彦氏の本に詳しい。
●サイクリストはメルク修道院を素通り!
続々と Melk 市内へサイクリストが入ってくる。しかしほとんどは素通りで、次の街を目指している。
やはり自転車旅行者にとっては「ドナウを走る、観光は後回し」であり、観光よりも「走行」そのものに力点があるようだ。
修道院の観光客は、観光バス、マイカー、鉄道利用者がほとんどと見える。
●今夜のYHで
一昨日 Linz のYHで出会ったI島嬢と米青年 Martin君と再び一緒になる。
3人で街へ夕食に。
そこへ Passau (パッサウ) から一緒に走って来た母娘二人組が加わって5人で、更に、米フロリダよりの老夫婦の計7人で、23時までcafeで。
帰寮しても、0時まで3人で話す。実に楽しい夜だ。ビールも痛飲した。
●このYHは裏の庭へ出るのが難儀
館外を大回りしなければならぬ。
それと、入口のロビーで靴をスリッパに履き替えればならぬ事。自分はそのままサンダルで過ごす。
●オーストリアもドイツ同様、社会資本 (橋梁、道路、河川、公園、スポーツ諸施設) が充実している。
オーストリアも大半がドイツ人であり、ヒトラーによる合併劇もあって、良い点は同じようだ。
特にドナウ河の自転車専用道の素晴らしさは驚嘆!
自転車族にのみ許された別世界。
●Cafeウェイターとウェイトレスの釣銭かすめ取り
大きな紙幣で多額のお釣りを要求するような場合、その紙幣数にご用心。
1、2度不審な事を経験したので、3度目を注意していた。
すると紙幣が1枚足りぬ。すぐ注意すると、非を認めて払ってくれたが。
ドイツ、オーストリアといえど、外国人風顔人には要注意!!
Linz (リンツ) のYH前で 昨夜の4人で
ドナウ河自転車旅行 2000.06.27(火) 9:20 晴
自転車携行団体バス研修生 中学生36名、教師5名、自転車44台
ドナウ河自転車旅行 2000.06.27(火)
Melk (メルク) のYH前にて
ドナウ河自転車旅行 2000.06.29(木)
妻への葉書No.3
ドナウ河自転車旅行 2000.06.27投函 ⇒ 07.06宝塚着