昨日はおじいちゃんの担当者会議で、ケアマネ、訪看(看護師、理学療法士)、デイサービスの施設長が集まった。
おじいちゃんは、今、94歳でデイサービスに週2日出かけている。
別に認知症というわけじゃないけど、若干のボケと、2年前からの心不全やCOPD、睡眠時無呼吸症候群のASV(人工呼吸器)の装着等で、介護の手間がかかるという観点も含め、要介護1をもらっている。
お母さんが家にいなくなってから、じじばばの生活は今まで通りに戻った。
とは言っても、今までというのは6年も前のこと。
88歳からの6年間の変化はおそらく想像以上に大きい。
ばばは、2人の生活に戻ってホッとしているところがある。
もちろん、お母さんがいなくなって寂しいけど、毎日毎日ヘルパーさんや看護師さんが訪ねてくる生活。
いつだって綺麗なお家でお出迎えしたいばばにとっては、毎日来客が来るというのは、えらい大変なことだったみたい。
おじいちゃんは?というと、少し寂しがっているところもあって、
じじにとっては、誰かが家に来て挨拶することはボケ防止にもなってたし、コミュニケーションの機会にもなってたし、お母さんを1階に寝かすために、じじばばが2階で暮らしていた生活は、いつの間にか足腰のリハビリにもなっていたよう。
でも、お母さんが家にいなくなってからは静かな生活。
なんだか寂しいな、おじいちゃんが一人で家でぼんやりしているというのは。側から見てても。
娘をみなきゃ、娘も頑張って生きているというのを毎日当たり前のように感じたり目にしたりする生活は、自然とおじいちゃんにも生きる活力を与えていたんじゃないかな。
なんだか、一気にボケないか心配だよ。
おじいちゃんも簡単に死ぬんじゃないよ。
娘も頑張っているんだから。
ということで、お母さんをみてくれていた理学療法士さんがとても良い人だったので、他の人に空きが取られないうちに(笑)、おじいちゃんに引き継いでもらった。
目標は、碁会所にバスで行って歩いて帰ってくる生活を維持すること。
最近、よちよち歩きになって、この前なんておばあちゃんと日帰りバスツアーに行ったのに、団体行動できないからとバスに一人で置いていかれる始末。
なんて可哀想・・・
おじいちゃんだってまだまだ歩けるし楽しめるし、なんだってできるのに、自分のペースが取れないツアー旅行じゃ、「もう旅行はできない」と悲しくなっちゃうよね。
ばばも強く言うから、もう旅行なんて行く気を失せてるよ。
まあ、若い頃に散々旅行に行ってたおじいちゃんだから、本当にのんびりしたいと思ってるかもだけどね。
そこが、お母さんとは違う。
うちのオカンは、離婚して子ども育てるのにずっと働き詰めで、ようやく定年退職したら旅行だーなんて思ってたら病気だもんね。
そんなじゃ、どんな体になっても、何がなんでも出かけたいという気持ちが強くて、しぶといほどで(笑)
まあ、そうなると叶えてあげたいってなるよね。本人が本当にやりたいか、素直な気持ちでほんとにもういいやと思ってるかだもんね、おじいちゃんが行く気がなければ、私も無理に連れて行く気もないし。
ただ、もうこんな体なんだからとか、人様に迷惑かけるからと思うなら違うと思うのよ。
やりたいことがあるなら、どんな体になっても応援したい。
ってことで、2月の誕生日を先取りして、去年の年末書いてもらった「死ぬまでにやりたいことリスト」の中の一つ、高級懐石料理屋でご飯を食べる(昔、おじいちゃんが行ったことがあるところ)を早速、昨日叶えてあげられた。嬉しそう。よかったよかった。
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帰りもリッチにタクシーでと思ったけど、サービス料とるほど良いお店だったから、歩けるならということで歩きとバスで帰ってもらったよ。ごめんね、ケチって笑
でも、満足満足の表情が見れて孫の私は幸せですよ。
ひと時でも長く、こんな時間が続いたらと願うばかり。
ということで、毎日の生活を維持できるようにリハビリを入れたんだけど、担当者会議で孫の意見を言うじゃんね、そうすると周りから理想が高すぎると言われる始末。
いやいや、おじいちゃんのレベルならできると思って言ってるんだけど、信頼してた皆様に批難されると悲しくなる。と言うか批難されてないと思うけどさ、ドクターにも言われたことあるし、私、理想押し付けてんのかなーーーと落ち込み。
これでも、福祉や心理の勉強もして、家族の目線もあっての意見だよ。
意識してるつもりなんだけどな。専門職からの視点だけじゃなくて、家族の視点あると後者が自然と強く出ちゃうのかな。
そして、私もこうしたいの想いがあると強く言い過ぎちゃったり、周りの声が聞こえなくなっちゃうのかな、もしかしたら伝え方や返答の仕方なのかもと少し反省。
誰もが納得するような内容と伝え方ができれば、もっと私への信頼度増してくれるかな。
今まで介護や看護してきて思うけど、想いが強ずぎて周りが見えなくなっちゃってると専門職の皆様に思われたくない、言われたくない。
これは、自分自身が専門職だからこその変なプライドからなのかな。
全体を把握した上で、想いが強いからこそ、そう言ってる。確かにその必要性やそう思う気持ちは分かる、応援したいと自然に思ってもらいたい。
あー、結局またここでも理想ぶちまけてるな、はい、そのやりたいことや理想が強くて今まで自分自身を苦しくさせちゃってるところある自分。
もっとゆるく生きたいな〜笑
とりあえず、リハビリを入れるために必要な訪問看護のリハビリ評価の看護師30分を何に使うか、
おじいちゃんの体調確認と、巻き爪のケア、爪切り、ASVの使用状況の確認にした。
緊急時訪問加算をつけるには、月2回は看護師が訪問したいと言われ、おじいちゃん介護負担2割で高くて出費きついんだけど、月2回に。リハ週1、訪看月2、緊急時訪問加算+半日デイ週2。
これだけ訪問にお金かけるなら、1日デイを追加した方がよかったのかなぁと若干迷い中。今更。
どうしようか、ちょっと様子見かなあ、そもそも、緊急事訪問加算をつける必要があるのか。。
必要なければ、そのお金を週1、2回1日デイとかにして、もっと他の人とコミュニケーションとらせてあげたい気もするよね、早く判断しなきゃ。ケアマネさんにも相談してみるかな、なんてうだうだ考えている。
そういえば、
今までのお母さんとの闘病生活や介護のことを振り返るために、大量に放置していた書類を片付けたい!
どんな書類まとめの方法が良いかなーと。
1年ごと?
病院や施設、機関ごと?
病院の請求書や領収書は確定申告の書類の中だし、でも案外診療明細書がどんな治療をしていたか思い出させてくれるよね。
うーーーん
えー、どうしよう。
どんなファイルを買おうか。
