CHARIARAI★中南米自転車旅 -2ページ目

CHARIARAI★中南米自転車旅

中南米自転車旅行の日記

おぉシャンゼリゼー!!


おぉシャンゼリゼー!!


素敵なことを求めて自転車旅を始めてはや一年とちょっと。
チリはプンタアレナスに着いた私は、ついに南米大陸最終ステージ、フエゴ島へと向かう。

もう後一週間と残されていない、この自転車旅。


センチメンタルな気持ちとたっぷり買い込んだ食料を背負い、いざ!


マゼラン海峡を渡りレッツラゴー!!







しかーし、フエゴ島へと無事に渡ったのはいいものの、私をまず先に待っていたのは、噂に違わない、とんでもない暴風であった。

走り初め、ややアップダウンのきつい未舗装路が続く。

が、ダートなのに。


勾配は結構急なのに。


お腹も空いてるのに。


センチメンタルなのに。



自転車めっちゃ進みます!!!


後から聞いたらこの日、風速100km/h超えていたそうで....。

風は西から東へ、自転車の進路も西から東へ。

風の赴くままに。





んが。


一度、北から南へと進路が変わると恐ろしい横風を受けることになり、あっという間に右から左の反対車線へとダートの上をズザザーと流されていきます。

なんなら、こけます。


怖っ!!とりあえずこんな区間は押すしかありません。


しかし、そんな区間を越えてしまえばあれよ、あれよと自転車は加速していきます。

ダートとか、コルゲーション関係なく、サイコンの数字は40km/hとか出ます。


こいでないのに....。





これが向かい風だったらと考えるとおそろしい....。北上してくるチャリダーにこの区間あまり会わないのも、押すのやだからバスやヒッチハイクで飛ぼす人が多いからと聞きます。
たまに、奇人、変人、ドMな方にも会うんですけどね。


さて、時刻は6時過ぎ。さらに風はとどまることを知らず、風速を増していきます。

ようやく見えた分岐。ここから、真っ直ぐ行けば、順路。追い風。日暮れまで後40キロは風に流されて進めそうです。

しかーし!!ペンギンに会うためにはここから右ヘ恐ろしい横風を受け15kmさらに進まなければなりません。


んーどうしましょうか?



後から来た、スペインとスイス人のカップルチャリダーは、ペンギン見たいけど、コンナとこで泊まれないから先行くわ、とあっという間に見えないところまで行ってしまいました。


ホントにこの日の夕暮れの風は今までで一番強かったと思います。

あのですね、まともに歩けません。立ってるのもやっとですね。


毎時3kmと目算するとペンギンまで約5時間かかる計算になります。
....無理です。


どーしよー。







多分、これはGカップ位の感触であると、推し量られます。

こんなことしてる場合じゃない。

どーしよー。


そもそもここ最近の、というか旅が終わりに近づくにつれ、見たことのない未知との遭遇に心は動かされっぱなしです。

しかし、これより進めば、到着予定時刻、夜の11時。やってられん。

うだうだしてるとあれまー七時。

到着予定時刻12時。

どひゃー。


意を決し、







窓ガラスがすべて風で割られたこの狭い小屋で一晩あかします。
風もそこそこ入ってきますが、無いよりはマシ。


明日の朝どうなってることでしょうか。



めっちゃ腹減ったけど、




僕はペンギンになんとしても会いたい!!!!!






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