ケビンの 名付け親は 私。ちょうど其の頃ケビン・コスナーの映画(ボディーガード)を見て かっこいい
ケビン・コスナーにあこがれ この子に私のボディーガードになってもらおうと思い名付けた。
ところが 意に反しボディーガードどころか怪我が絶えない毎日。庭では私のエプロンを引きちぎる、外に行けばすごい勢いでよその犬を追いかける。
小さい頃は愛玩犬 大きくなったらボディーガードの夢は見事に裏切られてしまった。小さい頃も
抱っこは大嫌いで 男の沽券に係わるという感じで
抱っこ嫌い、大きくなっても近所の方がチーズをお散歩の度に下さるのだが なでて可愛がってからチーズをあげるつもりでいらっしゃるのに なでる手を避けて 早くチーズをよこせとばかり催促。
そんな自分勝手でわがままな子であったが どう言う訳か 皆に可愛がってもらい本当に幸せな子だったと思う。
その子がある時マーキングの時足を上げたら崩れるようにガクッと尻もちをついた。
【転んじゃったの?】と言った私の顔をばつが悪そうに見たときの顔は 今でも忘れない。
それが 椎間板ヘルニアの発症の時だった。
その時は 分からずだんだん足の力がなくなり病院に連れて行ったら 椎間板ヘルニアと言われた。
あの元気な子が なぜ?と思いながら当時は普通の開業の獣医さんでは手術が出来ず ネットで探し
手術をしたが 年齢もあるのか二度と自分の足で歩くことは出来なかった。それからは車いす生活。
初めは嫌がっていたがだんだん慣れて少し良くなった矢先前足も弱くなり(進行性の椎間板ヘルニアだったようだ)手術後も悪くなり獣医さんに行くのも担架のようなものでしか移動できない状態になってしまった。その担架で家族4人と一匹で近所の公園にお花見をしに行ったのが全員での最後の外出だったと思う。
亡くなって何年か経っても家の前を通る方が(ここのワンちゃん可愛かったのよ)などと話しながら通って行く方がいらして 本当に皆に愛された子だったんだなと目頭が熱くなる。