久しぶりの暖かい日差しの中 家の前を履いていて50年前の事をふと思い出した。
庭掃除をしていた父が お母さんにお芋を貰ってくるように言ったので走ってお芋を貰ってきたら
おいしい焼きイモが出来るよと。 私は煙が回るたびに 風上のほうに身を置きながら 楽しみにお芋が
焼けるのを待っていた。不思議なもので 私の行く方に煙は追ってくる。
眼をこすりながら こするともっと痛くなってしまうのだが こすって待っていた。
しばらく経つと 真黒になったお芋が落ち葉のたき火の中から顔お出した。
真っ黒で食べられないと思ったら 父が軍手で持って アチチと言いながら真中から折ると黄色く
ほくほくのお芋が出てきて そのお芋の美味しさは 今でも忘れない。