私と息子にとって、シドニーはオーストラリアで4か所目の移住地です。
去年までいたケアンズは、赤道に近い熱帯雨林がある所。そこから宮古島まで含んだ日本がすっぽり入ってしまう距離を南下して、シドニーに来ました。当然寒いです。
シドニーの下の方は、タスマニアを経由して南極海だもの。
いや、マジで寒くて凍えています。
日本帰国用のダウンジャケットなど全部着てまだ寒く、キャンプ用のヒートテックレギンスを中に着込んで、ようやく生きております。
ここ数日の気温は、最低気温が7℃〜8℃くらいで、上が20℃くらい。
気温だけだと、日本と比べて大したことなく感じますが、建物の中が寒い。建てるときに「夏に涼しい」ことしか考えてないですからね。壁に断熱材なんて皆無だし、いま借りている部屋なんか、壁の2方向が天井から床まで、はめ殺しのガラスです。床は石のタイルだしさ、ショールームにはいいかもしれないけど、凍死するよ。
しかもまだ6月。6月に6を足したら12でしょ。日本の12月と思ってほしい。これからが冬の本番です、とほほ。
欧米での暮らしは、白人たちとの室温バトルです。白人ってのは、氷河期に氷に閉じ込められて色素を失った連中ですから、とにかく低温に強いのよ。
10℃くらいまでは海で泳ぐとか、平気で言いやがります。
かくしてオーストラリアの学校に通うアジアの子どもたちは、エアコンガンガンの教室でセーターを着て震えることになります。トイレのハンドドライヤーで体を温めるとか、いろいろな裏技が下級生に伝えられていきます。
白人種はそのぶん暑さに弱いから、夏は短パンにタンクトップだらけ。
スーツ着て通勤する姿なんて大都市だけなんで、デフォルトは短パンにビーサン。
それでも暑いらしくエアコンをガンガンかけるから、ショッピングセンターに行くときは、羽織るものマストの生活です
そのような国なので、ダウンジャケットを着ていても、中はおへそが出ているという、上の写真のようなスタイルをいたるところで見かけます。
営業や接客業はもちろんスーツだけれど、ちょっと緩い職場だとこんなです。
男性の場合はダウンジャケットに短パン。でもってマッチョがダウンを着てピチピチの短パンを履いていたりすると、なかなかおぞましい光景になります。
ガテン系の下半身は1年中短パンと安全靴。
その震える日々の中で、最強兵器を手に入れました。
heatとかwarmとか、思いつく限りの言葉をぶち込んで、オーストラリアのAmazonで何かないかと探していたんですよ。
でもってヒットしたのがこれ。
奇跡ですよ。
「HOTHANDS Adhesive Body Air Activated Warmer Up to 10 Hours of Heat」
HOKKAIROでもなんでもない、こんな名前をどうやって検索しろと。
中国製のパチモンだろうけど、とにかく助けてくれという思いでポチりました。
着いたのがこれ。
予想に反して日本製でした。小さくKOBAYASHIというブランド名が。
1枚当たり90円というのが安いのか高いのか知らんけど、今日はしっかりこれを貼って学校に行きました。
あ、いま学校に通っているのね。そこが冷蔵庫の中のように寒いのよ。
上海から来た子も、北京から来た子も知らなかったね、ホッカイロの存在そのものを。
この小さな温もりが、1日を優しく温めてくれます。日本ってすごい。
小林製薬さんありがとう。南半球で天を仰いで感謝しております。




