6月も終わりに近づいています。北半球に状況翻訳すれば、12月も終わりに近づいています。
オーストラリアでは6月25日に、クリスマスを祝う人々がいます。単にパーティーのテーマに過ぎないのですが、冬を楽しもうというわけです。
で、そんなことが言いたいわけではありません。
つまりね、寒い! たまらなく寒い!
日々の気温は、下が7度、上が16度なんて日も出てきました。
まだまだ寒くなるんだよね。
熱帯雨林に囲まれたケアンズからきた我が家は、予想外の寒さに、ただ寒い〜!と嘆くしかない日々を過ごしています。
いちばん上の写真は、私のバスルームです。
日本のビジネスホテルなんかによくあるサイズで、大理石で一見豪華です。
でも何か気づきませんか?
そうです、バスタブ(浴槽)がないんですよ。
欧米人はあまりバスタブを使いません。ホテルなんかだと、下がバスタブになっていて、そこでシャワーを浴びるというのが多いですよね、
でもそれは簡易型のバスで、本来の欧米スタイルはバスタブが別で、日々体を洗うのにはシャワーブースを使います。
これは以前の家の私のバスルーム。手前にシャワーブースがあります。
独立した大きなバスタブにはカーテンもシャワーもなく、お湯全体が泡になる石鹸を入れて浸かるだけ。湯船から出ると、流さないでそのままバスローブを着たりします。
というわけで、アパートメントだとスペースの問題で、バスタブがない所が多いんですよ。
白人はそれでいい。
でもダウンジャケットを着る気温で、日本人がシャワーだけで暮らすのはなかなか大変です。
シャワーを熱々にして、大量のお湯を浴びっぱなしにし、必死でシャプーしたりするのですが、髪の毛を乾かす頃には、芯から冷えてきます。
でもって、寒さで縮こまって身体じゅうの筋肉が凝るという、悲しい状態になっています。
ああ、次の住居は絶対にバスタブ付きにするよ。
もしバスタブなしで妥協する場合は、リフォームして設置するよ。
それで、おいくらくらいするのかと検索したわけです。
バスタブだけで最低1000ドル。工事費を入れると5000ドル以上・・・・。
そんな検索をしていて、突然見つけたんです。
バスタブが46.99ドル???? なんじゃこれ。
それはもう、幼児のビニールプールを思わせるチープなものでした。
写真は合成がみえみえで、こんなにゆったりしているわけがありません。
でも買った人の膨大な評価を読んでいくと、使えてるんですよ。
サクラだらけじゃねーの? と疑いつつも速攻でポチりました。
だって47ドルでこの冬だけでも乗り越えられたら、上々じゃないですか。
それは翌々日に届きました。さっそく組み立ててバスルームへ。
そして最熱にしたシャワーのお湯を、上からガンガン入れます。
ハンドシャワーじゃないからね、空中で少し冷めるよね。
お湯を張ること20分。ついについに入ります。
いきなり入れるくらいの湯温だけど、これは風呂ですよ。
まごうことなき風呂ですよ。
30分くらい浸かっていたのかなあ。
冷めたお湯から出ても、体はずっとヌクヌクでした。
お風呂ってすごいね、寒い部屋でヌクヌクですよ。
お湯が入っているとき、このお風呂は重くて動かせないので、最初から排水ホースを排水溝にセットしておく必要があります。
小さいから膝を抱えるか、正座してしか入れません。
そして側から見たら、ビニールの湯船に浸かる姿は、さぞかし滑稽だと思います。
でもね、でもね、私、よくぞ買った。最高です。
異国まで来るとね、こんなものでも生活クオリティ爆上がりですよ。
ところで欧米人は、なぜこのビニール湯船を買うのでしょうか。
評価を読んでいくと、普通の風呂マニアもいることはいるんだけれど、庭に置くとかベッドの横に置いたとか、訳のわからないのがいっぱい。
でその中で、お風呂と同じくらい需要があったのが「アイスバス」というヤツでした。
なんか氷水を入れて浸かるらしい。
よかったね、それが気持ちいいのなら。
と言いたいのですが、なんとなく腹が立つのはなぜでしょうか。



