オーストラリアでファッションを語るのは無謀です。

ファッションってなんだろうって、考えちゃうもの。

 

昔のゴールドコーストでは、素足で歩く人も珍しくありませんでした。

半ズボン姿はオーストラリアの定番だけれど(オリンピックのユニフォームも)、それが日常生活の中ではサーフパンツだったしね。

 

田舎のケアンズでは、これがもっと著しく、とにかく1年中ビーチサンダル。冬になるとソックスを履いて無理やりビーサンを履くという、オージースタイルが続出します。

ソックスそのものをそれほど持っていないから、白ソックスが多くて、上はもちろんスポーツ用のショーツです。

 

それがシドニーにともなると、やっぱり違います。

今のところ感じているのは以下です。

 

・スーパーで裸足の人を見たことがない。

・夏に地元でビーサンはいるが、圧倒的にスニーカーが主流。

・そのスニーカーに有名ブランドのものが多い。

 

 

肝心の服のことになると、男女問わず中高年でいいスーツやコートを身に纏っている人を見かけますが、仕事でそれなりのポジションにいるのだろうと思うだけで、ファッションというほどのものは見かけません。

だいたいシドニーって黒とかグレーとか、服装がカラフルじゃないのよ。移民が多いせいからかもしれないけれど。

やっぱオーストラリアって、ファッションがないに等しい国なんだなと、つくづく思います。寒い暑い以外に、服への購買意欲が湧かないんです。

日本に戻るとすごく服が欲しくなるのに、オーストラリアにいると被服費はほとんどかかりません。

 

そんな私が、振り返って二度見するファッションに出会いました。それも3人連続で。

 

それは数日前の昼さがり、ちょっと用があって出かけたシティでです。

その日の午後は、真冬にしては確かに暖かったんだよね。

 

オフィス街を歩いていたら、向こうから素肌にダウンジャケット一枚の男性が歩いてきました。鍛えられた肉体が美しくて、思わず振り返って見ちゃいました。

 

それから5分もたたないうちに2人目です。

今度はダウンベストを着崩していて、サイドの袖ぐりから見えるピンクの乳首。

ゲイじゃありませんよ。若い女性と睦まじく手を繋いでいたから、たぶん違う。

これは衝撃的でした。かっこいい、美しい、セクシー。

2度見どころじゃなくて、凝視しちゃいました。

 

そして帰りの地下鉄駅に3人目が。下半身ショーツなのも、まったく同じ。

今度はもうね、後ろから写真撮っちゃいましたからね。

この兄ちゃんもソフトモヒカンに無造作ヒゲでスタイリッシュだったんだけど、後ろからだとニュアンスが全然伝わらないな。本当は2人目が最高だったんだけど、正面から写真撮れないからね。

 

 

3人に共通しているのは鍛えられた肉体と、これでもかのタトゥ。

これをファッションと言えるのかどうかはわからないけれど、とにかくクール。

南欧系かもと思いながら、90分ほどの間に3人という頻度に驚いたわけです。

さすがシティって・・・自分でも感心してるのか呆れてるのかわからないけど。

 

 

まあ、男が肉体を誇示するってのは、女がやるのと違っていやらしくないよね。

でもって、若い頃は雪が降る日でもミニスカートを履いていた身としては、いい時代になったものだと思うわけです。

着る側よりも見る側の方が楽だもん。

 

ちなみに昨日の朝のシドニーは気温4℃。

私の場合はヒートテックの2枚重ねです。