こんにちは。

さて、最初にみなさんに質問です。

①　Aさんは、私にだけお土産をくれた。

①’　Aさんは、私だけにお土産をくれた。

②　ヨーロッパには行ったことがない。

②’ヨーロッパはに行ったことがない。

①と①’はどちらも日本語としてとおる。じゃあ　入れ替えていいの？

じゃあ、なぜ②’は非文なの？と学習者に聞かれたとき、どう答えますか？

「それは言いません。」　ですませていませんか。

私はそうでした。

それこそが、日本語ネイティブの私だから答えられることだ、と自分の存在意義にまでしていたところがありました。

果たしてそれでよいのでしょうか。

学習者が自分で編み出したルールに、「それは言わない」といって、一つずつ例外を覚えてもらうのは酷。

①と①’はよくて、②と②’はダメな理由を、ロジカルに説明したい・・・。

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夏の３日間集中講座に参加し、概要のお話を聞けた「江副文法」

今日から３日間は、冬の集中講座で、江副式といえばお馴染み

１）「重箱カード」の使い方

２）助詞の考え方

について実践的な話を伺います。

夏の３日間講座の後、もっと助詞について聞いてみたいと思っていたので、今回のお知らせにはすぐ飛びつきました。

「重箱カード」も実際に触ってみたく、日本からマニラに無事に届くことを祈りつつ申し込み。DHLで送っていただき無事届きました。

さて、セミナーの内容の詳細は差し控えるとして、本日の学びですぐ取り入れたいと思ったこと。

（１）ジェスチャー付きでまとまりで覚えてもらう

※～形と、段階を追って暗記してもらうより、一つの動詞をセットで覚えてもらう

（２）助詞の運用ルール

（１）は、前職でも、過去と非過去、肯定と否定の４種類を手のジェスチャーをくわえて視覚にうったえることをしていました。

江副式では、これにさらにウチソトの違いもまとめて覚えてもらうようにしていて、自分の受け持ちクラスでも少し実践していました。

（２）については、本日はさわりで、明日の二日目にさらに詳しくお話を聞けることになっています。

学習者さんの質問に、「日本人は、それは使いません」ではない、ロジカルな答えを返したい。

明日の講義が楽しみです。

ではまた。

助詞の使い方ーロジカルな理解 Logically explained particles