こんにちは。

今日はインドの先生方主催のウェビナー、「漢字マップ」ワークショップ～漢字学習を楽しく創造的に

に参加しました。

まず、インドとマニラの時差は２時間半ということにちょっとびっくり。「半」というところが。

講演してくださったのは、津田塾大でも教鞭をとられている関真由美先生。

司会進行をしてくださったのは、インドの先生方。お顔を見なければ、インドの方とはわからないほど日本語がお上手です。

ウェビナーの詳しい内容は差し控えますが、今回参加して、関真由美先生の「漢字マップ」のお話を聞いたことはもちろん、

それ以外にも収穫の多いセミナーでした。

備忘録として、簡単に記しておきたいと思います。

（１）【JFが運営している、「みんなの教材」サイトで、学習者も読める読解の素材がある】

日本語教育通信エッセイ　という項目に、いくつもあります。ルビが降られていますし、レベルの表示もありますし、

語彙リストもついています。

今回はその中で、JFの元日本語センター長加藤秀俊先生が書かれたエッセイ、「漢字とかな」のご紹介がありました。

エッセイの内容は、「漢字をなるべく使わないでかなを使う」という内容ですが、

関先生は”勉強するのが大変だから漢字はなくした方がいいか？”、というテーマで学習者とディスカッションする前に、

こちらのエッセイをみんなで読むとおっしゃっていました。ご興味のある方は是非お読みください。

（２）【マインドマッピングツールあれこれ】

ブレイクアウトセッションの中で、とある参加者の方のプレゼン資料が良くて、何を使っているのですか？とお伺いしたところ、

マインドマッピングツールの一つだと伺いました。

これまで、私が使ったことがある、ｍｉｒｏ　なども、その一つです。

マインドマップとは、情報や思考を整理するための方法です。（マインドマップとはーツール１３選書き方・使い方）

みんなが一同に介して、ポストイットでアイデアを出し、それを一枚の紙に整理しながら貼っていくような、

そんなことが、インターネット上のツールでできたりします。

これは、オンライン化が進む授業でも、みんなで使うことができるツールですね。

今回、参加者の方が使われていたのは、mindmeister　というものです。ほかにも、スマホでも使えるSimple mind　のご紹介もありました。

どちらも、無料版があります。今回のウェビナー、漢字マップも作れます。

（３）【漢字の使用頻度がわかる書籍】

こちらは、日本人ではない日本語教師の方からの質問に対し、関先生がご紹介くださった書籍です。

日本人がよく使う漢字、あまり使わない漢字を知る方法は？との質問でした。

日本語学習のためのよく使う順漢字２２００徳弘康代（著）三省堂

残念ながらKindle版はないようです。

（４）【漢字の書き順がわかるサイト】

こちらも、参加した方のご紹介でした。

漢字・ひらがな・カタカナの「筆順(書き順)」解説

（５）【漢字の間違い探しアプリ】

たくさんの同じ漢字の中に、いくつかの違う漢字が混ざっている、という携帯アプリです。

２つの絵を見比べて、「間違いを３つ探せ」的な感覚で楽しめます。

学習者の方が、漢字のディテールを識別する訓練になるのではないでしょうか。

漢字間違い探し

残念ながら、こちらはAndroid　非対応でしたので、試せていません。

ただ、Google playを見ていたら、同じようなパズルクイズがほかにもいろいろあるようです！

（６）【今日、１２月１２日は何の日？】

毎年、京都の清水寺で「今年の漢字」が発表になりますね。それが１２月１２日だそうです。

今年は少しずれて、１２月１４日（月）午後２時頃だそうです。

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以上、備忘録として書きました。

漢字は日本語学習者によって、敬遠したい人、どっぷり魅力にはまる人とわかれるかと思います。

なぜ、私たちは漢字を使うのか。そのことも含めて、学習者さんの負担にならない楽しい学習を作っていきたいですね。

ではまた。

#日本語教師　#日本語教育　#漢字

漢字を楽しく創造的に Let's learn Kanji with joy

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