受け入れがたい状況、または潜在的な危険な状況の時に
自分自身を守るために それを認める代わりに
他の人間にその悪いところを押し付けるような
心の働きを言います。
「投影」を提唱したのは 精神分析家フロイトの娘アンナ・フロイトです。
防御機制の一つです。
スピリチュアル的には「鏡の法則」ともいいます。
知らず知らずにほとんどの人はやっています。
私も心の働きを学ぶ前は思い切りやってました。
「投影」とは防御機制の一つですから、自分を守るための
心理ではあるのですが、知らずにやっていて厄介な心理です。
例えば
「〇〇さんは私の事が嫌いなんだわ」と思ったとしましょう。
○○さんはあなたの事を本当に嫌いなのでしょうか?
本当はあなたが○○さんのことを嫌いかもしれません?
あなたの中の抑圧された感情を「相手の感情」
としてみている場合もあるのです。
「〇〇さんは意地悪だわ」
では ○○さんは本当に意地悪なのでしょうか?
実は自分の中に○○さんと同じ部分があり劣等感を持っている
のかもしれません。
他人に感じる一方的な嫌悪感は、自分の一部分に対する
嫌悪であることがほとんどです。
嫌いなあの人は、もう一人の自分
「暗くて真面目な人」をみてイライラしたり
「思ったことをストレートに口にする人」に対して不快な
気持ちになったりするのは、あなたの中の「影」を映しています
相手の中に自分が抑え込んでいるもう一人の自分を「投影」する
事で感情が刺激されます。
子供の進路に親の願望を押し付けてしまう。
それに従わない子供に対して親は
「なんてわがままな子供だ。あなたの事を心配しているのに」
と言う親がいます。
親は従順になる子がいい子だとみています。
実は親が自分の中にある願望を子供に投げかけているのです。
子供は親の願望に従うのが「親孝行」だと思っていたら
願望に従わない自分に罪悪感を持ってしまいます。
この投影は意識的に行われるのではなくて、無意識の
うちに思い込んでしまいますから、怖いです。
相手は関係ありません。
自分が勝手に反応しているだけです。
相手の何が嫌いなのか?と突き詰めて考えていけば
自分自身の陰が見えてきます。
何事も相手のせいにしないで自己責任で生きることが大切だと思います。
境界線のはっきりしない不完全な関係にならないために
「自分の感情」を相手のせいにせずに自己責任において
自分の感情を探求することが必要だとおもいます。
例えば相手から投影されてこのような言葉を投げかけられた場合
「あなたは感謝が足りない」などと言われた時は
その言葉に飲み込まれ「私は感謝がたりないんだ」
と罪悪感を持ってしまうと
相手の言葉に同意してしまう事になります。
投影は日常生活でよくある事で、上記のようなわかり
やすものから深くてわかりずらいものもあります。
常に自分をよく内観し相手に飲み込まれないように
自分を観察する力を身につけて生きていけたらいいですね。
私は自分を内観するようになってから、生きるの楽になりました。
それでも無意識で「投影」している時があります。
それに気が付いた時、心が何かに反応しているのか?
何に対してどう反応しているのかを
「探求」する癖を付けています。
決して相手のせいにしないで自分を内観しています。
相手は自分を映してくれる「鏡」です。
そう思えば自分の心が相手を通じて見えるようになります。





