先日、TVで人間の記憶について興味深いことを特集していました。

簡単に言ってしまうと、

人間の記憶の、6割が良い記憶、3割が悪い記憶、1割がどちらでも良い記憶
として蓄積されるそうです。

これは、人間の生命維持には不可欠らしいです。

よく、「悲しい思いでも時間がたてば・・・・・」
という事がありますよね。

ただ、これを相場に当てはめては大変なことになります。(笑)

我々自身も振り返ってみると、勝った時のトレードばかり思い出してしまうことが多いです。やらないことによって逃れることが出来た損失にはあまり目を向けません。

また、自分の感覚や感情、記憶に任せたトレードの負けは忘れやすいです。
この理論に当てはめると、勝ったトレードだけ記憶に定着している傾向が強いと言えます。

どうやら、この心理は人間である以上仕方ないようですね。

これを防ぐには、やはり、「参加基準の明確化」と「自己分析、反省」でしょう。





私たちの住む世界にあるものすべては常に変化をしています。

そしてすべての物事には流れがあります。

自然界で見ると海には海流があり、陸に上がると山から流れる川にも流れがあります。

また空には大気が流れ、雲が流れています。

私たちがやっている相場という世界も流れが重要ですね。

トレンドという流れを読めるかどうかが勝敗の大きなカギとなります。

海の波のようにトレンドにも大きな波もあれば小さな波もあります。

小さな波に乗ろうとするとちゃぶついて、上手くいかなくなります。

繰り返し訪れる大きなトレンドと小さなトレンドをしっかりと読み取ることができると相場で生きて行くことができるようになります。

このように、世の中には流れ(波動)というものが存在し、その変化を読みながら生きていくことが運を招くことにもつながります。

流れを断ち切らないようにし、流れに乗って生きていくこと。

それが楽で楽しい生き方だと思います。

相場も人生も同じです。

流れに逆らわずに流れに乗って行くと楽ですし、楽しいのです。

そして幸せな毎日を過ごすことができるのです。



今おきている異常気象などは自然界の流れを人間が勝手に止めてしまったために起きているのかもしれません。

海を埋め立て、山を削り、川の流れを変えてダムを作る。

これらが地球温暖化につながっているのでしょう。

自然の流れを変え続ける行為をしていると人間は運に見放されることになるのではないでしょうか。

便利な世の中になっていますが、自然との調和をもっと大切にして生きるということも必要ですね。





幸せに生きるためには、幸せになるような言葉を使うことです。

でも、世の中の真贋を見極める眼力があるとより幸せな人生をおくることができます。


斎藤一人さんの著書「眼力」には次のように書いてあります。


あなたは、見抜く力を持っていますか?

仕事を、見抜けますか?

世間を、見抜けますか?

人を、見抜けますか?

見抜けないで、人生を歩いていたら、大変なことが起きますよ。

正しく見抜く力を、眼力といいます。

眼力をつけるには、ただ、この本を読めばいいのです。

ただ今から、眼力の勉強に入ります。


眼力をつけることが出来れば人生はより楽しくなります。

眼力をつけるためには、たくさん本を読んでください。

すばらしい人達の考えを学ぶことができます。


松下幸之助さんや斎藤一人さんは素敵な人だと思います。

でも実際に会ってお話をしたことはありません。

でも本を読めば幸之助さんや一人さんの考え方がわかります。

生き方がわかります。

共感したらマネをすればいいのです。

すばらしいと思っている人に会えなくてもその人の考え方を知ることはできます。

そうやって勉強していけば、自然と眼力はついてきます。

眼力がつけば多くのことが見えるようになります。

本物が見えるようになると本当に楽しい人生を過ごすことが出来るようになりますよ。