こけしに興味を持ってから、全国こけし祭りへ行くのは初めて。
あいにくの雨でしたが、全国あちこちからこけしファンが集ったようです。
私がこけしのイベントに行くと、必ずと言っていいほど雨に降られるような気がします。
会場へ入ると、張りぼてこけしがお出迎え。
本来であれば昨夜、この張りぼてこけしが温泉街を練り歩く予定でしたが、残念ながら雨で中止になりました。
入口近くには「こけし横丁」と銘打って、招待こけし工人さんが並んで実演の真っ最中。
見にくいですが、左側手前から佐藤康広工人(遠刈田系)、阿部木の実工人(木地山系)、阿保正文工人(津軽系)、右側手前から梅木直美工人(山形系)、長谷川優志工人(津軽系)、新山真由美工人(弥治郎系)。
長谷川工人の作品は全て売れてしまったようで、色紙にこけしの絵を描いていました。
招待工人さんのブースの奥では、足踏みロクロを使って木地挽きの実演が行われていました。
体育館の奥のステージ上では、今回受賞された工人さんの作品が、まとめて展示されていました。
写真でご紹介したいと思います。
今回の写真は、全て私のケータイで撮ったものですので、画像の悪さはご勘弁下さい。
左側の作品が、今回のこけし祭りで最高賞の文部科学大臣賞を受賞したこけしです。
その他に展示・即売用のこけしもありました。
昨日は初日で大勢のファンが、お目当てのこけしを買い求めるため、大混雑だったとか。
ここ数年、第3次こけしブームと言われていて、以前にも増してこけしを買う人が増えているらしく、入り口にスーパーで見かける買い物かごが置いてありましたが、そのかごいっぱいにこけしを買う人もいるそうです。
我が家はそんな贅沢は出来ないので、旦那さんが気に入ったこけしを1体購入。
秋田・木地山系、阿部市五郎さんの小椋(おぐら)石蔵型で8寸(24cm)。
木地山系のこけしは、他産地のこけしと違って、着物を着ているのですぐに分かります。
よく見ると、左手にはうちわを持っています。
阿部工人は、若い時に不慮の事故に遭われて車椅子生活を余儀なくされましたが、精力的にこけしを作っていらっしゃる方だそうです。
会場にはもう1本展示・販売されていましたが、こちらの方がお顔が整っていると思ったので、旦那さんにはこちらを推薦し、購入となりました。
来月も宮城、山形、青森でこけしイベントがありますが、まだ行ったことがないのは山形かな。
出来れば青森にも行きたいですが、ちょっと遠いので無理です(><)。
山形のこけしイベント、ぜひ行ってみたいですね。