こんばんは
2月11日（祝）兵庫県民会館にて開催された
人と動物の未来を創る 2017
『猫の飼い主責任を考える』という
シンポジウムが神戸で開催されると知り
是非、杉本彩さんのお話をお聞きしたくて
即、申し込み、11日に行ってきました
基調公演前には、1分間の彩さんの撮影タイムが
設けられ、彩さんご自身も
「面白い珍しい始まり方ですね。気の利いたポージングも出来ませんで」
」の冗談で、会場が優しい雰囲気に包まれた中でのスタートでした
主催者さん側よりSNS等でこのような活動を
広めてくださいと許可を下さいましたので
写真を載せさせて頂きました
基調講演では、動物環境、福祉協会Eva理事長の
杉本彩さんが、「猫の飼い主責任を考える」を
テーマに、今、犬や猫たちが置かれている
様々な厳しい環境についてのお話でした。
彩さんの動物達への愛溢れる想いが伝わり
溢れる想いが伝わり何度も涙が溢れてきました。
色々なお話があった中
私が興味深かったお話は…
最近、よくテレビでも取り上げられている
猫の多頭飼い崩壊についてのお話でした。
最初は猫好きな人が捨て猫ちゃんが可哀想だとかお世話のお願いを断れなかった等の理由で
引き取り、そのまま去勢避妊手術もしないままに飼うことによって、どんどん猫の数が増え続け手に負えない状況になる事が多いそうです。
近隣住民からのSOSで、実際の現場にレスキューに入られた愛護団体の方々のお話もありました。
それは、それは凄まじい状況だそうです。
レスキュー後の愛護団体の方々は、猫ちゃん達に獣医師による去勢避妊手術、病気けがをしている仔達には治療を受けさせ、そして猫ちゃん達が幸せになれるよう新しい家族を探す、とても
頭の下がる思いでお話をお聞きしました。
地域猫についてのお話もありました。
それと、私が最も興味深かったのは、
ペット業界の闇についてのお話でした。
テレビ等で可愛いいワンちゃん猫ちゃんが
取り上げられて、その犬種、猫種が人気になり
ブームが起こる事によって、そのブームに応えようとするペット業界があり、そこから無理な繁殖や偏った繁殖が起こり、遺伝子的疾患が起こる。
それをわかっているのに繁殖をさせる。
そこには、取り締まる法律がなく、規制がかかっていないので、その状況がどんどん悪化していくのが現状だそうです。
このブームが去った後、無理に増やし続けられたワンちゃん猫ちゃん達は、どうなってしまうのでしょうか。もう邪魔者扱いですか？
大事な命を命ともおもわず、お金儲けだけの為に
成立している実状、絶対に、あってはならない事だと思いました。
自分より弱い者に対して、思いやりがもてない
これはペットの世界だけの問題ではないんです。
これは私達人間社会の問題でもあるんです。
そしてワンちゃん猫ちゃんを家族に迎えたら
必ず終生飼育してください。お預かりした大事な
命なんです。とのメッセージも強く心に響きました
「パピーミル 」 や 「繁殖犬 」 等で 検索してみると
ペットショップに並んでいる可愛いワンちゃん
猫ちゃん達の裏側には、こんなにも悲惨な
生き地獄が実在している事に驚愕し、怒りを
おぼえます。
我が家には、12歳のチャッピィというペットショップからお迎えしたシェルティと
保護犬のトイプードルのはる、同じく保護犬の
チワプーのふう という３匹のワンコがいます。
はるとふうは、赤ちゃんの時にペットショップで
ホルモン性の皮膚疾患の疑いありとの理由で
売り物にならないからと、はじかれ、この仔達は
本当に運良く、保護犬カフェさんにレスキューされ、里親募集から我が家へご縁の道が繋がれました 私がお預かりした大事な命です
私がお預かりした大事な命です今、この仔達を、お迎えして毎日、毎瞬間
たくさんの元気、優しさ、想いやり、癒し、笑顔を貰っています
今回、このシンポジウムに参加させて頂いて
思った事は、個人の動きでは微力ですが
ワンちゃん猫ちゃん達の明るい未来の為に私が
出来る事をしていきたいと改めて思いました
我が家のチャッピィ、はる、ふう
今日も元気です
拙い私の文章を、最後までお読みくださり
本当にありがとうございました