「ホテルコパン」
2014年劇場公開映画「ホテルコパン」 あらすじ 白馬村のジャンプ台の近くに立つ、さほど大きくないホテル:ホテルコパン。元中学校教師だった海人祐介は、このホテルコパンで働いている。2年前、いじめを受けていた生徒:守を助けようと、加害側の生徒へ暴力を振るってしまったことが問題となり教師をクビになった。しかもそのひと月後、守が事故死してしまう。警察の見解では自殺だろうということだった。「その原因をつくったのは自分なのではないか?」と自責の念に苦悩し、心身喪失となって逃げるように東京からこのホテルにやってきたのだ。以来、深い人間関係になるのを避けるように他人とは表面的に接して暮らしてきた。そんな海人の思いとは裏腹に、ホテルオーナーの桜木は地域の最盛期である長野オリンピック時代のような活気を取り戻そうとやっきになっており、毎日高いテンションで熱く海人へ接してくる。もう一人のホテル従業員:ユリはそんな二人に我関せずといった態度を貫いている。 とある日。数組の宿泊客がホテルコパンに訪れる。活気あるホテルが戻って来たと喜ぶ桜木。嬉しさのあまり桜木は宿泊客全員を集めたホテル主宰のパーティーまで予定してしまう。しかし、その宿泊客たちはそれぞれ個々の問題を抱えていたのだった。一組は、自分に自信を持てなくなった宗教の教祖と現実から逃避しようと信者志願するお嬢様。一組は、親に虐待を受けて育った彼氏と父親が誰か分らない子供を妊娠してしまった彼女。一組は、過去の栄光をひきずりプライドの高い老俳優と優しく若い役者志望の付き人。そして、一人旅の女性:高井千里・・・。それは、守の母親だった。息子の死を受け入れられない千里。当時、母親としての自責の念に思い悩みつつも、行き場の無い怒りのすべてを海人にぶつけたのだった。千里を見た途端、血の気を失くし苦悶の表情を浮かべる海人。それぞれの個々の問題は、日が経つにつれ悪化していき、己を苦しめていく。そんな中、桜木も例外ではなかった。桜木は町で別れた妻と娘に偶然再会する。桜木が長野オリンピックのような活気に固執するのは、あの時に戻りたいという思いだった。「あの最盛期のホテルが戻れば、妻や娘にももう一度帰ってきてもらえるのではないか?」と。しかし、再会した元妻はすでに再婚しており、当時幼かった娘は自分を父親だと認識すらしていない。一縷の希望だけで奮闘してきた桜木の心の糸が切れてしまう。 喪失や絶望に押しつぶされ、己の行き場を失っていく海人たちだったが、予定されていたホテル主宰のパーティー当日となり、予定通り開催されることになった。重い空気の中で始まったパーティー。と、一組の客が互いの問題を突きつけ合ったのを皮切りに、触発されるようにそれぞれの問題が堰を切って溢れ出してしまうだった・・・。【男女サブ】班目孝介(25) ホテル客 彼女である美紀と旅行に来ている。幼少時に母親からの虐待を受けていた過去がある。浜名美紀(19)ホテル客 親を知らずに育った。班目を頼っている。本音はTwitterでしか話せない。実は妊娠している。段 来示(43)ホテル客 宗教団体の教祖。能力を失ってから、自分への自信を失い、金だけを信じるようになった。大崎ひかる(27)ホテル客 段に洗脳される金持ちのお嬢様。実は、ヤクザへの借金から逃げるために宗教へ逃げている。舟木 大二郎(70)ホテル客 俳優。撮影のため宿泊している。昔は有名だったが、今や誰も知らない老俳優。澤井 善(24)ホテル客 舟木の付き人で新人俳優。優しすぎる青年。事務所にも疎まれている舟木を擁護する。片山 ユリ(22)ホテル従業員 キッチン兼清掃係。無口で無愛想。しかし、一番現実に向き合って生きている。!エキストラ募集してたサイトの記事から~です。こんな内容の映画だったんですね。いつの間にか、クランクアップしてましたね。