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ぽこぽこ

ぽこぽこにっき。
内容はぽこぽこの日常である。
「お前の日常なんぞに興味はない」
と言う方は読まない方が賢明であろう。
(「太陽の塔」森見登美彦)


改めて、

たくさんの方に支えられ励まされ、無事に卒業制作発表会を迎え、終えることが出来ました。
それはとってもたのしいものでした。

ぽこぽこのテーマをオモチロがって協力してくれた先生やゼミ生、モデルさんやヘアメイクさん、まだきっとぽこぽこが知らないだけでオモチロがって見守ってくださった方がわんさかいると思います。

学園祭で出店したときも感じた、すきなものを堂々と胸を張ってすきだと言って、それを受け入れてかつ楽しんでもらえた時の嬉しさとなんともいえないムズムズと心地よい感じを、また味あわさせてもらいました。

今回のそれは、今までにないほど大きなもので受け止めきれないほどのものです。
まだ涙がこぼれそうになります。

着てくれた、見てくれた人が楽しくなるような発表会にしたい。そう思ってがんばりました。

ぽこぽこのテーマは、
「毎日着たいねずみ色~ぞうさんといっしょ~」
です。
これを伝えると、まず"?"な顔をされます。
「ぞうの着ぐるみ作るの?」
「ねずみ色?グレーのこと?」

みんなはすごく華やかでカッコイイ、いかにも"被服学科"、"ショー"なテーマでした。なのにぽこぽこは普段着。
みんなと並んだらきっと、モデルさんには肩身の狭い、しょぼい思いをさせてしまうかもしれない…
そう思うと心配で心配でたまりませんでした。

だいすきなぞうさん、だいすきなねずみ色。
ヘンテコ扱いをされ、よく分からないと言われ、はじめはそうでした。黒い羊と同じ扱いだったかもしれません。

でもぽこぽこは変わりませんでした。鈍感なのです。直接単刀直入に言ってくれなければ分からないよう。
そうしているうちに、分析結果を発表した辺りからみんなが楽しんで聞いてくれるようになりました。
ぽこぽこ自身もたのしくてたまりませんでした。

ですが、ぽこぽこはなかなかデザイン画を提出出来ませんでした。
だってかいてもかいても可愛くないんだもの。そんなの作ってもたのしくないし、たのしく作らないと楽しんでもらうことなんて出来ないし…

ぐるぐる
ぐるぐる。

分析結果をうまく自分のものに出来なかったぽこぽこは先生に言われた一言で一気に考えが変わりました。
「すきなものを作りな。可愛いと思うものを作ればいいじゃん。」
だいたいこんなことでした。もっと他にも言っていましたが、それはぽこぽこの中にちゃんとあるのでここでは控えます。

そこからは、作りたいもの、わくわくするもの、ずっと大事に出来るもの、ぽこぽこの中にある譲れないところを少しずつ出してゆきました。