昨日、チョコはちっちゃなちっちゃな骨になって我が家に帰ってきました

   お帰り~~

 

   

ここ1ヶ月は体調が悪くセラピー活動をお休みして、家でゆっくり暮らしていました

チョコは知り合いから飼えなくなったともらってきた猫で、来た時からどこか弱弱しい猫でした

副鼻腔炎、口内炎を患い治療していましたが、転倒による頭部打撲もあってか、

今月末より急に様態が悪化しあっという間に・・・

1月28日にお空に逝ってしまいました

 

本来チョコは健康な体をもって生まれてきた猫ではありませんでした

でも、獣医師と相談しながら、セラピー活動に参加させてきました

 

セラピードッグは安全、安心が1番であることは重々わかっています

セラピードッグの適正検査・訓練が必要なこともわかっています

健康で性格のいいセラピードッグだけを育成している団体も知っています

 

   

私はアニマルセラピーの個人の団体を立ち上げました

保護犬、猫だからこそ持ち合わせる彼らの魂を知ってもらいたいという思いからです

訪問する施設には犬猫は保護犬・猫で病気や怪我を持ってると事前に伝えています

目が見えなくて、足が悪く、耳も聞こえない、脱毛で心臓の悪い仔もいますと伝えています

   

毎回の活動前に獣医師と相談し、安全を1番に活動しています

万に1つの事故があってはいけないのです

徹底しています

そして、ハンドラーと犬猫の心の準備もして活動にはいります

   

 

私は犬や猫は終生の家族だと思っています  ほとんどの方がそう思われていると思います

保護・犬猫のセラピ-活動を通じて犬・猫ペットは終生の家族だ知ってほしいからです

捨てられた犬・猫たちのメッセージを届けたいのです

 

そんなの当たり前と思われる心やさしい方が多い中、病気になって手に負えなくなったから、

殺してくれと保健所に持ち込む人も増えています

 

 

環境省発表】2016年度(平成28年度)の犬猫殺処分数が2015年度の8万2902匹から5万5998匹

(犬:1万424匹、猫:4万5574匹)に減少したことが分かりました。

 

「全国の犬・猫の殺処分数の推移」(環境省 動物愛護管理室)

  

殺処分は減少していますが、飼い主による持ち込みは年々増えています

 

平成30年12月28日更新  (動物愛護管理行政事務提要より作成)

犬・猫の引取り数内訳

2025年問題

2025年には3人に1人が65才以上という超超高齢社会がきます

言わずと知れた高齢者とペットの問題も湧き出てきます

今もそうです  湧き出ています 

施設に入るからと捨てて来る人 

治療費がないと愛護センターや保健所に持ち込む人 

高齢の多頭飼育崩壊  年々増えています

去勢することなく飼い続ける高齢者

 

セラピ-活動を通して高齢者とペットの問題も私なりに対応できたらと思います

実際、私も2025年問題の高齢者になります

   

長くなりましたが今回のブログのテーマです

病気になったから治療できない、認知症になりうるさくて飼えなくなった

   

犬も猫もペットも人間と一緒です

病気の一つもなりますよ  認知症になりますよ  

それでも終生一緒です

 

生死を乗り越えてきた仔たちのアニマルセラピーは訴えるものが大きいと信じています