スポーツに・・・2 | Chappyのみ~んなあつまれ~

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卓球と声の仕事をこよなく愛す
”卓球パーソナリティー”ちゃっぴーこと山崎綾子が
お仕事や趣味、日々のできごとを自由気ままに書く日記(^▽^@)♪
今日も一日ふぁいとだよん☆.。.:*・°,

厳しく指導されるのが当たり前の時代を過ごしてきたけど
じゃあ、どこまでが体罰でどこまでは体罰じゃないの?

難しいですよね。

でも私は、手を挙げなくとも、対応や言葉による
平等でない言動はそれも体罰の類に入ると思います。
平等でないというのは、同じ生徒なのに、愛あればこそではなく
気に入らないからという事での差別です。

で、そういうのも含めて私は体罰は必要ないと思います。
なぜならば・・・

その1。
卓球で言うと強豪の中国はそんなことしてないからです。
私の知っている限りですけど。
中国には3回ほど遠征で行きました。
そのうちの1つは南京のナショナルチームです。
練習は相当厳しかったですがコーチが怒鳴り散らすなんて事も
無く、フットワークからスマッシュ返球からひたすら打ち込む。
そんな感じ。

以前、私が大好きな中国の元世界チャンピオン鄧 亞萍は
寝るのも卓球台の下。起きたら直ぐに卓球という生活をしていた
というのを聞いたことがあります。
誰よりも卓球が好きで誰よりも練習したからこその世界一♪
良く、シンガーソングライターがギターを抱っこして寝ると
いう話がありますよね。それと一緒の感じかな。
好きこそ物の上手なれ!
体罰なんてしていたら、せっかく始めたスポーツも
やらされ感は出てきてしまうし、第一そのスポーツを
嫌いになる可能性もありますよね。
そうなってしまったら、なんの意味もない。

その2。
ヨーロッパの選手。少し前ヨーロッパが世界一を極めていた時が
ありました。しばらくは中国とヨーロッパがメダルを取り合っていました。
そのヨーロッパに卓球留学していた知人に聞いた話ですが
ヨーロッパは何も言わない。勝ちたかったら練習するし
練習休むのも自由。やらなくてもいいけど負けたら自分のせいと。
全てが自己責任なんですって。自主性がすごく求められます。
そういう中での世界チャンピオンがいるわけですから、体罰はやはり無いなと。

その3。
日本の選手の場合。私の知る限り、厳しくされてきた人はやっぱり
強くなることはなります。でもある一定の所までという気がします。
福原愛選手があんなに強いのはやはり卓球が好きで、小さい頃の
遊びが卓球になっていたと言うところだと私思うんです。
他にも、やはり厳しくは合ったと思いますが、ガチガチではない選手
の方が、ニッポン代表として世界で戦っている率が高い気がするんですよね。

だから体罰って
このスポーツが好きっていう気持ちを奪ってしまい
自主性も奪われてしまう。
結果、自主性がなくなれば練習も怒られないようにするだけ
試合でも負けると怒られるから勝つ。
それじゃあ視点が全くかわってしまってますよね。
筋トレが意識してやるのとやらないのでは効果が違う
のと一緒で、やっぱり、このスポーツが好き、この選手が好きだから
こういう風になりたいって思い、優勝したい、とかそういう
原動力となる物があるからこそ目標、夢に向かってがんばれて
練習の効果も上がると思うんですよ。

私は。

スポーツがスポーツであるための
意味を忘れちゃ行けない気がします。

随分と長くなってしまいましたが最後まで読んでくれた人
ありがとうございました。