子宮筋腫で開腹手術にて子宮全摘した私の役に立たないご報告 -3ページ目

手術直前から手術直後まで

45歳・女子・未婚の私。子宮筋腫で開腹手術で子宮全摘しました。入院前はたくさんの方のブログを参考にしたので真似して私も。これから受ける方の不安が少しでも緩和されますように。



ショボーン8時45分からの手術。
8時35分に看護師さんが来て手術着に着替えます。
お裁縫で言う前身ごろと後ろ身ごろをマジックテープで貼り合わせた感じ。きっとすぐに脱がせやすいように、なのかな?
長さは膝上のチュニックくらい?それを着て下はショーツ。何せマジックテープのみなので、ハダけて中身が見えたらダメなんでしょうね。手術室までの移動は徒歩になるので手術着の上にパジャマ上下を着用しました。足に弾性ストッキングを履かせてもらい、髪の毛を2つに分けて結び、準備完了。
8時40分に母親に行ってくるね!と別れて歩いて出発。

朝イチの手術の人が何人もいて、これからみんな手術するんですよーと、教えてもらい、たくさんある手術室の受付のところで、入院棟の看護師さんから手術室の看護師さんへ私を引継。名前や術式の確認をして、いざ手術室へ。

ショボーン無機質な感じの部屋。
狭い手術台。沢山の機械。 5人くらい人がいました。
パジャマを脱ぎ、メガネを外し、ショーツは履いたまま、手術台に横になります。他の方のブログにもあるように暖かくて気持ち良い。上向きの矢印みたいに、まっすぐ寝て両手を少し広げる感じに台の形が変わって、その腕に、血圧計とか、本当にたくさんの機械をみんなテキパキと私に付けていきます。
そして口開けてください、って、グラグラしてる歯がないかの確認なのかな?をされ、点滴を入れる針も刺されます。私は何回かチャレンジでダメで最終的に右手の甲に刺されました。
痛かった…
枕元では看護師さんが、私に異常がないか目を光らせてるから大丈夫ですよ!等、安心するように何度も声をかけてくれます。点滴の針がなかなか入らず、緊張がピークに達する頃、気付いたのは枕元に置いてあったノートパソコンから聞こえてきた音楽。
何故か桑田佳祐でした。
思わず好きなんですか?って聞いたのですが、特に意味は無いけどリクエストがらあったら聞きますよ、と。私はこのままで良いです、って答えたけど、リクエストって本当にして良いのかなんか考えちゃいましたww

このまま、硬膜外麻酔に。
チクっくらいで特に痛いと感じなかった局所麻酔?を背中に打たれた後、横向きになり看護師さんに体を丸めてください〜って言われて。なんか柔道の寝技をかけられてるかのように背骨を浮き立たせるため?にググッと抱え込まれ、硬膜外麻酔。
押されるような感じがしますよー。って言われたけど、まさにその通りだった。
なんか、駅のホームに立ってこれ以上、進むと線路に落ちちゃうのに!前に進みたくないのに!って、足を踏ん張っても見えない力にずんずん押されて行く感じ。

そしたら
執刀してくれる先生が来て、先生と挨拶。
多分、
よろしくお願いしますー。
って挨拶した…はず。

この頃を最後に
なんと、記憶がなくなりました…




照れそのあとは、目を開けて、
終わりましたよーって教えてもらえて
麻酔が効いてるからか、全く痛くない。 
始める前は終わったら
お礼言わなきゃって思ってたけど、言えたかどうかも記憶なし。

ただ、背中から出血が止まらないガーン。って声が聞こえてきた…って事で、ひと針かふた針くらい縫われた後、止血出来たみたい。


目の前に、摘出した筋腫、子宮、卵管、そして左の卵巣が腫れてたからって、それらを入れた透明ビニール袋を見せられた。
コレが卵巣でこれが筋腫ね、って説明されたけど、メガネが無いから良く見えない。確かに近視だし、って答えちゃった私。
取り出した筋腫はおっきいのがひとつで900グラムくらいかな?と言われ、もっと重くて、もっと身軽になれたらいいのにーって思っちゃいました。



後で母親に聞いたら
13時に終わったので来てくださいと、呼ばれ手術室の近くにある待合室へ。そこでもう少し、処置するから待っててって、言われて手術室から出て来たのは13時30分だったらしい。トータル4時間以上ほぼ5時間!
その時、看護師さんにたくさんの管が付いてそのまま、手術室を出て、ベッドで病室に運ばれつつ、母親と再会。
目があったのは覚えてるけど、いろいろうろ覚え。
出てくるけど管がたくさん付いててビックリしないで下さいね!と、声をかけられたらしい。そのまま、手術室を出て、ベッドに寝た状態で病室に運ばれつつ、母親と再会。
目があったのは覚えてるけど、いろいろうろ覚え。 
そのまま、自分の病室(個室)へ帰って来て、もう少し外で待っててって、言われて30分くらい後に再度再会。で、ベッドに寝た私と一緒に病室へ帰って来て、処置するからもう少し、デイルームで待っててって言われたらしいです。

そして、病室に到着した私、その時、吐き気を催し、看護師さんに訴えて容器を口元に当ててもらうけど結局、何も出なかったです。

そのあと、再度、白衣姿の主治医が病室に来てくれて、メガネかけた状態の私にもっかいブツを見せに来てくれました。卵巣とかこれで腫れてるの?ってくらい、大きくなかったからこれで腫れてるの?って聞いたら通常の3倍くらいの大きさだよって。卵管はどれって聞いたらコレ。って。いろいろ説明してもらえた。最後にビニール越しだったけど、指で触らせてもらって意外に柔らかくないなー、と、思って終了。
じゃ、このまま、病理検査に出すねって、透明のビニール袋のまま病室出てった。
廊下をビニール袋に入れた臓器を持参して歩くんだ…男前だなーとか、無駄にいろいろ考えちゃいました。



そして、病室に残った私。
ここから次の日までが長かったです…




ショボーンちょっと、緊張が凄かった事、終わった後の疲労がすごく、自分に起こった事も、こうやって書き出すとうろ覚えな事も多く、あまり参考にならなかったらごめんなさい。




入院初日から手術直前

45歳・女子・未婚の私。子宮筋腫で開腹手術で子宮全摘しました。入院前はたくさんの方のブログを参考にしたので真似して私も。これから受ける方の不安が少しでも緩和されますように。





入院初日です。

手術は翌日の朝イチ、8時45分から。





照れまずは、受付をすませ、月替わりだったので健康保険証と高額療養費限度額適用認定証を入院支援センターへ提出し、コピー取ってすぐに返却されました。そのまま、自分が入院する病棟へ。
今日からお世話になりますって、ナースセンターで声をかけて、ちょうど個室が空いていたので個室利用となりました。母親が付いてきていたけれど、手術の立会いまでしばしの別れ。荷物を部屋に置いて院内の同じフロアの案内をしてもらい
・入院誓約書
・同意書  等 
の必要書類と、明日の手術に使うからと、腹帯とT字帯を回収。
その際、病院食について聞かれ嫌いで食べれないものがあったら変更したり出さない事出来ますよ、と、言われ、マヨネーズとニンジンが無理とお願いしたら、それを使ったおかず系は出てこなくなりましたww
で、パジャマに着替えて待機。


ニコお昼ご飯を食べて、身の回りの荷ほどきをすませたら、看護師さんが来て、おへその汚れを取り除き手術の周囲の除毛。
どこでやりますか?って聞いたらトイレ付きの個室だったのでそこで行う事になりました。
おへそはオイルを浸した綿で拭われ、下に新聞紙を置いてその上に肩幅くらいに足を開いて立たされたらバリカンでジョリジョリジョリ…あー、これ、絶対に痒くなるやつだーと思いつつ、終了後に術前、最後のシャワー浴。


爆笑そのあと、手術に立ち会いする看護師さん、麻酔科医等、明日の手術の説明と同意を取りに次々と。
明日は頑張りましょうね、と、主治医の先生も来てくれたりと、意外に忙しかったです。


ニコニコ最後のお夕飯が出て、21時までは自由に飲食オッケー。そして、21時に錠剤の下剤を服用。他の方が仰ってるような液体ではなく錠剤でした。で、水分は、水、お茶、ポカリスエットのみOK。コーヒー紅茶は食物繊維がらあるからダメとの事。糖分とかの関係でポカリスエット銘柄指定ではOK。下剤はお腹が痛くなるタイプではなく、明け方くらいに効いてきて、あ、トイレ行きたいかもオカメインコみたいな感じでいつものお通じでした。もともと便秘気味では無かったですし。

ありがたいことに、個室は消灯があってないようなもの。テレビもイヤホン不要で消灯後も視聴できたので寝れない夜はありがたかったです。

でも、薬とかに頼らず意外に寝れちゃったんですけどね照れ



ショボーン6時には飲み物も飲めなくなり、そして6時起床。恐怖の浣腸の時間えーん
長いノズルを持った看護師さんがやってきた。おっきいですね、って言ったら、普通の便秘の時に使う浣腸液の2倍あるんですってガーン
とりあえず覚悟決めました。

夜飲んだ下剤の調子はどうですか?固形な便は出ました?出たなら良かったです。じゃ、浣腸後は5分我慢してくださいねー。でも、5分は皆さん我慢できないのでせめて3分我慢してください。トイレで待機しつつ3分は好きな音楽でも聞いて気を紛らわしてください。
で、終わったら出たものの確認が必要なのでトイレの呼び出しボタンで呼んでください。

って、え?私の💩見るの?って思ったけど、もう、仕方ない!えいやーっ!っていろいろ諦めた!

左側を下に横向きで寝てお尻出した。失礼します、と、あー、入ってくるーって、感じ。痛くはないけど気持ち悪い。
でも、最初に救急外来でお尻に指を入れられた違和感に比べればなんて事なかった。

そして、言われた通り、音楽聴きながら、4分くらい我慢できたかな?無事に終了し、看護師さんを呼んで確認。なんか、我慢出来ずにすぐに出しちゃうと、透明の液体のままだからやり直しになるんですって。
看護師さんって本当に大変だなーと、思いつつ、残りの浣腸液のせいか何回かトイレに行ったけど、そのままもっかい寝落ちしちゃいました。

でも、ま、寝落ちしたからと言ってずっと寝ていられる訳もなく目が覚めて、何度目かの手術に対してな覚悟を決めました。



家族の付き添いに関して

キョロキョロ朝、8時45分からの手術だったので、家族の立ち会いは8時30分までに来て欲しいとの事。で、個室だったから、待ってる間は部屋でテレビでも見ながら待っててOKとの事でした。でも、何かあった時の為に病院からは出ないでね、なるべく部屋にて待機を。との事でした。



次は、病室から手術室へです。



とりあえず入院前にした事

45歳・女子・未婚の私。子宮筋腫で開腹手術で子宮全摘しました。入院前はたくさんの方のブログを参考にしたので真似して私も。これから受ける方の不安が少しでも緩和されますように。




わー、とうとうだな。
と、感じで決まった手術と入院。
会社や仕事のことはもちろんだけど、それ以外に行った事を。





ニコニコまずは自分の加入中の保険に関して、保険金がもらえるかどうかの確認。

私の場合はアフラックと三井住友海上から保険金が後日通院は含めず2社からもらえる事がわかり、必要書類を取り寄せる。その中に1社10万円を越える保険金請求は医師の診断書が必要らしく入院に間に合うように送付依頼。10万円を越えなければ領収書のコピーでも可能との事。別に落ち着いてからの請求でも良いとは思ってけど診断書は退院してからじゃないともらえないらしく、私は入院時に渡しておいて、術後検診で後日行った時にもらう事にしました。



ニコニコ高額療養費限度額適用認定証について。

自分の年収に応じてで1ヶ月にかかる医療費に限度額を設け支払うことが出来る認定証。
私は普通の会社員だったので、自分の会社の健康保険組合にお願いすることに。
どうしたら良いか電話して確認しないとなーって思ってたら、自分のとこの健康保険組合のホームページを発見。そこに請求方法や、請求用紙がpdfで存在し、出来上がった認定証も自宅か自分の所属部署に送るかまでも選べるようになってたので、電話で確認する事なくもらえる事が出来ました。私の場合は書類を送って1週間経たずに届きました。






ニコニコ必要最低限の持ち物の準備

あったら良かったモノ等は、前のブログにて案内済なのでそれ以外の物を。良くある日額いくらのアメニティは使用せず。ありがたい事にパジャマやタオル、下着類は定期的に両親が来てお洗濯してくれたので入院案内に記載のあるもの等は省略させていただきます。

婦人科からもらった手術を受けられる方にとの案内にある準備するもの。

照れ・寝巻(いつも着ているパジャマでかまいません)とあったけど、一応、前開きでワンサイズ大きなパジャマを用意。臍下に傷が出来るので臍上まで余裕で覆う感じの物を3着用意。看護師さんみんな半袖。個室ということもあり空調管理も出来た為、あまり厚手のパジャマは持って行かず。寒いって言ったら掛け布団の追加も貰えたし、寒がりじゃないので問題なしでした。

ウインク・腹帯(マジックテープ式)。フクタイと読むらしい。1つで良いと案内にあるけど、これも術後退院後も暫くお世話になるので洗い替えも含め念のため2つ用意。

チュー・T字帯。これはひとつ。術後、パンツ履けないから代わりに身につけてるフンドシみたいなもの。なんか防水用?みたいのもあったけど、普通ので良いと思う。

キョロキョロ・ナプキン。術後、T字帯にくっつけて使用。術後は尿の管が入っているので、とりあえずはそのまま。手術の翌日に体や股の間もオシボリで拭いてもらい、その時にT字帯からショーツに。だけど、その時にも出血があるといけないからとナプキンを貼って使用。
私は昼用2つ使ったけど、一応、夜用も含め3つずつ持って行った。



パンツあと、入院中のショーツは
サイズ大きめのシームレスタイプのユニクロのショーツ。ビキニブラトップはお腹を締め付けない緩い感じのものを用意しました。

それから、私の中で一番かさばった荷物がひざ掛け。これは、形の崩れる病院の枕の上に引いたり、ちょっと寒いかもー?って時に使いました。



とりあえず。これら準備するとすごい荷物でびっくり。でも、9日間もいるんだもんねー、と納得。




次はいよいよ入院初日です!