この方の勇気のおかげで

知ることができました。


その昔の
日本人の あり方






私の父と母は

昭和の2年と3年生まれ。


母は早生まれだったので
今でいうところの同学年という。




亡くなる前の姿勢が


この方の 
ご両親の姿に

被りました。








さいごまで

私の前では




母であり

父であろうとしてくれました。








母は

意識が無くなりそうになりながら


私の手を

しっかりと 握り返してくれ



それが

最期の会話に。






父も

混濁している意識の中


一瞬

ピントが合ったように


手を握り合いながら


『よく育ったなぁ、、、』


って。




父の中では

私は ずっと


小さい 
かわいい娘のままだったんだな、って。




そして

いま


生かされている ということ。




今日も。